格闘技徒然草

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UFC291:第7試合・マイケル・キエーザ vs. ケビン・ホランド

ウェルター級。キエーザ12位、ホランドはノーランカー。

キエーザはライトからウェルターに上げて4連勝していたが、ヴィセンテ・ルケとショーン・ブラディに連敗し一歩後退すると、そこから怪我で約2年のブランクがあり、年齢も35歳に。ジムの中でも後輩UFCファイターが増えてきて、立場が変わりつつある。連勝中はこのままタイトル挑戦まで辿り着けそうな勢いだったが、ブランクでランキングも落ち、タイトル挑戦を目指すのであれば、年齢的にももう負けられない。キャリアでKO勝ちが一度もない純粋なグラップラー

ホランドウェルターに落としてからはランカーのスティーブン・トンプソンに敗れたのみで3勝1敗。途中、当日のカードシャッフルでハムザト・チマエフとキャッチウェイトで対戦させられ、何もさせてもらいないまま一本負けして引退宣言したこともあったが、何事もなく現役続行。ウェルター級では規格外の206cmのリーチから繰り出すパンチが武器で、トンプソンにはミドルで腕を折られてTKO負けしたが、前戦では元ランカーのサンチアゴ・ポンジニッビオから3RKO勝利している。一方、ミドル級時代はテイクダウンされるとリカバリー出来ずに5R押さえ込まれたままという試合を2試合連続でしている。30歳。

オッズはノーランカーのホランドがフェイバリット。

広いスタンスのホランドの回りを回るキエーザホランド詰めてタックル警戒しつつアッパーを入れる。押し倒したホランドキエーザの引き込み気味か。上になったホランドだがすぐに立ってスタンドに。じわじわ詰めるキエーザ。シングルレッグ。四つに切り替えてテイクダウンを狙ったがホランドこらえた。キエーザ大内テイクダウンからダブルレッグに切り替えたがこらえたホランドホランド飛び膝。さらに詰めたホランド。膝。キエーザタックルを切られ下に。ホランドダースチョーク。キエーザタップ!

キエーザ、ヴィセンテ・ルケ戦と同じくダースチョークに捕まってタップ負け。タックルを切られ打撃をもらう展開から、逃げ気味に下になったところでダースに捕まり、簡単にタップしてしまった。

ホランドはこれでランクイン確実に。