格闘技徒然草

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UFC on ESPN+98:第7試合・コート・マクギー vs. アレックス・モロノ

ウェルター級。ベテラン対決。

マクギーは2010年のTUF11からUFCと契約。ここまで10勝11敗。勝ったり負けたりだったが、このところは負けのペースが上がってきており、2連敗→1勝→3連敗→2連勝→2連敗中。特に最近はダメージの蓄積が顕著で、現在2連続KO負け中。前回はでぇベテランのマイク・ブラウン相手にパンチ一発で完全KO負け。首の椎間板の手術をしたため、11ヶ月のブランク明けとなる。39歳。

モロノは2016年にUFCと契約し、ここまで12勝6敗1NCとなかなかのハイアベレージ。ここ最近も5勝2敗で、2敗の相手は元ランカーのポンジニッビオと現ランカーのバックリー。しかしランキング目前で毎回躓いている。パンチ主体のストライカーだが、ポイントメイクのためのテイクダウンや、タックルに合わせたギロチンなどの武器も持っている。UFCで20戦するという目標を掲げていたが、今回20試合目をするにあたり、目標を20勝に変更している。33歳。

モロノの右がヒット。ちょっと効いたマクギー。プレッシャーを掛けていくモロノ。右オーバーハンドを打ち込む。モロノ前蹴りを腹に入れる。マクギーが出るところにワンツー。ケージまで下がったマクギー。また右を入れたモロノ。マクギー手が出ない。モロノワンツー。両者見合いが続く。マクギーボディブロー。カーフモロノジャブで出る。ジャブから右オーバーハンド。ジャブで距離をはかりながら出るモロノに、入ってくるところにパンチを出すマクギー。残り30秒。明確なポイントがない両者。詰めるモロノがジャブ。バックスピンキックは空振り。ホーン。

1Rは打撃のヒットはほぼ五分。

2R。マクギー一転タックル。モロノギロチンで引き込む。やや浅いがモロノ両足をクラッチして絞める。入っていないか。外れた。マクギーインサイドからパウンド。モロノ腕十字。ディフェンスしたマクギー。またガードに戻るモロノ。モロノの首をケージに押し込みながらボディを殴るマクギー。モロノ体を起こしたが、また寝かせたマクギーが肘を入れる。立ったモロノ。右オーバーハンド。ヒザから右をヒット。マクギーも右を打ち返す。マクギータックル。またギロチンを狙うモロノ。マクギー離れた。打撃の手数を増やしているマクギー。先に手を出している。ホーン。

2Rマクギー。1Rもマクギーかもしれず、モロノはフィニッシュを狙っていく必要がある。

3R。マクギーパンチからすぐタックル。ケージでこらえてパンチを入れるモロノ。マクギー離れた。マクギーこのラウンドも先に手を出していく。モロノワンツー。距離を取りジャブを入れるマクギー。モロノ詰めるがマクギーにジャブで止められる。手数ではマクギー。タックルは止めたモロノ。マクギーまたタックル。止めたモロノ。しかし残り1分。モロノもジャブの手数を増やしてきた。モロノが最後パンチで出たところでマクギータックル。ギロチンを狙ったが倒された。上からパウンドを入れるマクギーにモロノも下から殴る。タイムアップ。

三者29-28でモロノ勝利。

両者踏み込みが足りなかった試合。微妙な1R・3Rを取ってのモロノの勝利か。マクギー3連敗。