格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

RIZIN.49:オッズ/予想と展望

大雅 1.38
梅野源治 3.00

オープニングファイト(RIZIN甲子園決勝)の後の第1試合がキックボクサー同士のMMAデビュー戦。両者とも、MMA転向に向けて準備はしてきたというが…。梅野のムエタイスタイルをMMAに適用させたとしても、同じキックボクサー相手にはあまり有効にならないのではと思う。

両者未知数すぎるので予想は無理だし、この試合でもしどちらかがいい内容を見せても、次戦以降MMAファイターとやる時の参考にはならない気がする。

貴賢神 2.70
エドポロキング 1.48

3月に本来ミドル級のキャリア1勝0敗の相手にKO勝ちでMMA初勝利を上げた貴賢神。逆転負けした昨年の名古屋大会での荒東戦では打撃の技術も上がっていて成長は見えた。

エドポロキングは実質MMAプロデビュー戦でこれも未知数。貴賢神の四つからのテイクダウンにどれだけ対処できるのか。

このマッチメイクはエドポロキングを勝たせる意向だと思うのでエドポロキングKO勝ち。

武田光司 1.42
新居すぐる 2.90

武田はフェザーに落としてから萩原を塩漬けにしての判定勝ちと、シェイドゥラエフに得意の組みで完全に上を行かれての1R一本負け。階級を落として相手のパワーはライトよりは下かもしれないが、武田自身のパフォーマンスも落ちているように見える。

が、相手が新居なら、キムラにだけ注意すれば問題はないか。

武田判定勝ち。

矢地祐介 1.42
桜庭大世 2.90

サクJr.は若いと言っても26歳で鈴木千裕より年上。練習仲間からの評判も、そこまで強いという話は聞かないというレベルのよう。負けてもともとで、ちょっとでも健闘すれば「デビュー戦なのにすごい」と言わせるためのマッチメイク。組みでも矢地が上だと思うので、何か起こすならむしろ打撃か。

矢地一本勝ち。

神龍-
ホセ・トーレス -

この試合はオッズなし(見つけ次第追加予定)。

UFCトーレスだが、本来ストロー級のジャレッド・ブルックスには組みで劣勢な展開から、ブルックスが水車落としをかけた際に頭を打って自爆しての勝利。2戦目のアレックス・ペレスには1RKO負けで、当時(2018年)はランカーレベルとは差があった。その後はBRAVE CFのフライ級トーナメントは体重が落とせず途中棄権。バンタムでは王者となったが、直近では王座から陥落し、ダイレクトリマッチでも敗れて連敗中。

今回はブルックスに合わせた59kg契約。そのパワー差の部分だけ不安がある。

神龍判定勝ち。

上田幹雄 3.00
キム・テイン 1.38

ともにキャリア5戦で、前戦で敗れて3勝2敗の上田に対し、テインは全試合KO勝ちの5連勝。しかし前戦のコバルチェクのように寝技が強い相手ではなさそうなので、上田には相性がいい相手か。

上田KO勝ち。

福田龍彌 1.25
芦澤竜誠 4.00

芦澤は昨年大晦日MMAデビュー戦は太田相手にあまりにも差がありすぎたが、参考にならない今年の2連勝を経て、MMAでの現在地を測る一戦。普通に考えたら1年でDEEP王者の福田というのも無茶なマッチメイクのはず。

イージーファイトで福田KO勝ちと予想。

YA-MAN 3.80
カルシャガ・ダウトベック 1.19

これもキック選手の飛び級マッチ。ダウトベックが打撃主体で、その打撃でYA-MANが上を行けるなら勝機はあるのかもしれないが、これも普通に考えたら大きな差がある試合。

ダウトベックKO勝ち。

久保優太 13.00
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ 1.04

この試合もキック選手が格上と戦う試合だが、久保の場合は芦澤やYA-MANよりもMMAでの実績を上げた上での挑戦。しかしながらオッズでは芦澤・YA-MANを下回る一番の大差でのアンダードッグ。当然タックルへの対策はしてきていると思うが、一度もテイクダウンされないで戦えるとも思えないので、寝技を凌いでスタンドに戻せるかどうか。シェイドゥラエフには一度目のテイクダウンであっさりフィニッシュされそう。

シェイドゥラエフ一本勝ち。

元谷友貴 2.00
秋元強真 1.77

9月にデビューしたばかり、先月はフェザー級で鈴木博昭に判定勝ちした18歳の秋元が3戦目で挑戦者決定戦に抜擢。発売中のFight&LIFEの記事によると、秋元はJTTで一番寝技が強いとのことだが、秋元がすごいと言っていいのかどうか迷う情報。18歳の秋元に誰もグラウンドで勝てないというのはどうなのか。いくら強いと言っても元谷より上とは思えない。打撃なら元谷の打たれ弱さもあって秋元になりそうだが。

元谷判定勝ち。

伊澤星花 1.03
ルシア・アプデルガリ17.00

RENA欠場で巌流島でぱんちゃん璃奈に勝っているアプデルガリムが代役だが、MMA2勝3敗ではケイト・ロータス以下だし、さすがに伊澤には盛り上げようもない相手。

伊澤一本勝ち。

ホベルト・サトシ・ソウザ 1.83
ヴガール・ケラモフ 1.91

予想外にオッズが肉薄。パワーのあるケラモフならサトシの下からの極めも凌げそうだが、ケラモフからタックルに行けないようだと、打撃でもサトシが押す展開になり、結局はパンチか組みに捕まってサトシペースになりそう。逆にケラモフがスタンドでテイクダウンを狙っていく展開にできるなら勝機はある。

サトシ一本勝ち。

堀口恭司 1.11
エンカジムーロ・ズールー 7.00

タイトルマッチだがこのオッズ差。堀口は勝っても苦戦するようだと評価を下げかねない、何もメリットがない試合。大舞台でのタイトルマッチだし、モチベーションが低いこともないはず。

堀口KO勝ち。

鈴木千裕 2.25
クレベル・コイケ 1.65

前回の対戦でクレベルに秒殺(体重オーバーでノーコンテスト)されて以降、パトリシオ・ケラモフ・金原と3試合連続でKO勝ちしている鈴木だが、その後は五味とのやる意味も良くわからないボクシングエキシで内容も良くない上に拳を負傷して超RIZIN.3でのパッキャオ戦も欠場と、MMA以外の試合で運気を下げている。前回やられていて苦手意識が生じていないか。クレベル戦以降、テイクダウンされて凌いで立つという展開がなく勝負が終わっていて、クレベルからテイクダウンされても逃れることができるイメージを持てているのか不明。

クレベルは金原には負けたが斎藤とアーチュレッタには完勝。金原のようにクレベルの寝技を恐れる必要がなくテイクダウンに来る選手が相手だと今でも苦戦しそうではあるが、鈴木相手にはさすがにその不安はないか。

クレベル一本勝ち。

第1部は13時開始。MMAの試合のみ速報します。