格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★パンクラス両国国技館大会速報

イベント開始
選手入場式やってます。入りは現時点で六割くらい。一階はそこそこ入ってます

第1試合 渋谷修身vs矢野通
2R2分25秒腕十字で渋谷勝利。1Rはグラウンドで下になり苦戦したが、2Rテイクダウンからマウントを奪い、パンチから腕十字。矢野はキャリアの浅さを露呈した

第2試合 三崎和雄vsアルメイダ
ローをキャッチしてテイクダウンした三崎は猪木アリで足にキック。立ち上がったアルメイダはテイクダウンするとバックマウント。三崎が耐えたままラウンド終了。
パンチがヒットしてちょっとぐらついたアルメイダだが、タックルからインサイドガード奪取すると強烈なパウンド。三崎は猛攻を耐え抜きラウンド終了。
タックルからテイクダウン、モンゴリアンやパンチを叩き込むアルメイダだが、三崎はパスや決定打は許さず。
判定2-0でアルメイダ勝利。廣戸さん、あれでドローはどうかと思う。内容は一方的だった。でも、三崎の健闘も光ったことはたしか。

第3試合 佐々木vsヒース・シムズ
1ラウンド。佐々木のキックとシムズのパンチ。立ち技の牽制だけに終わる。
また牽制が続くが、パンチ、ハイキックで優位に立った佐々木が攻勢。打撃をいやがって亀になったシムズにパンチをうちこむ佐々木だが、ゴング。
3R、また消極的になる佐々木。優勢ながら踏み込めず判定へ。
判定3-0で佐々木の勝利。佐々木は1ラウンドで勝たなければいけない相手だった。あまりにも消極的。スランプは深刻のようだ

第4試合 郷野vsカストロ
開始直後、カストロの強烈な蹴りが郷野の金的に炸裂。うめき声をあげて崩れ落ちる郷野。郷野、回復不可能ということで1R29秒反則勝ち・・・

第5試合 鈴木みのるvs 飯塚高史
1Rさし手争いで終了
2Rテイクダウンからみのるのアキレス→場外。最後は飯塚がカメのままタイムアップ
判定3-0で鈴木勝利。マイクで解説席のライガーを挑発して退場
極めて欲しかったし極めなければいけない試合だった。
第6試合 國奥vsクラウスレイ・グレイシー
打撃戦からテイクダウンを奪ったクラウスレイ。國奥はガードで耐える。クラウスレイがパス。マウントに移行しようとした隙に、國奥がリバースしたところでゴング。
2R、パンチがテンプルに入りぐらつく國奥。すかさずクラウスレイはテイクダウン→マウント。パンチで攻めるが、國奥も下から決定打を防ぎゴング
3R。パンチをもらって目の上をカットする國奥。その後はハイレベルな打撃戦。ほぼ互角のままゴング
判定3-0でクラウスレイ。特に強烈に光るものはなかったけど、打撃もうまく、なかなかの選手。デビュー戦とは思えない。次はプライドあたりに出てしまうのか?

第7試合 菊田早苗vsエルビス・シノシック
ミドルキックをキャッチしてテイクダウンした菊田は、じわじわパス→マウント→肩固め。惜しかったが、抜ける。
2R、足払いでこかされて下になる菊田だが、すかさず上を取り返す。パス。アームロックを狙うが、決まらず。
3Rまたテイクダウン→パス。アームロック決められず。
判定3-0で菊田。廣戸さんがドローに入れるかと思ったけど、大差だった。極めにいく姿勢を評価する基準なのだろうか。いつになく極めにこだわった菊田だったが、極めの弱さは相変わらずだった。しかしグラウンドでの安定感はさすが。

第8試合 近藤有己vsジョシュ・バーネット
自ら組みにいった近藤。ジョシュは首相撲から膝。近藤はアッパー。そのままコーナーで超接近の打撃戦。互角!緊迫した展開のまま1R終了。

2R、組ついたジョシュはサバ折りテイクダウンでマウント。そしてパンチを落とす。近藤はディフェンスしつつ、脱出!パンチで攻勢!!しかしまたテイクダウン。ジョシュが上になったままラウンド終了
3R。組みついてテイクダウンするジョシュ。近藤、パスを防ぎつつ立ち上がる。スタンドでバックをとったジョシュはジャーマン!さらに立ち上がってもう一発!が、近藤は先に立ち上がるとパンチラッシュ!!さらに膝!しかし、ジョシュはまたテイクダウンし、マウントパンチからチョークへ。近藤、タップ・・・。

総評

アクシデントにも見舞われたが、メインの激闘に救われた感じ。ジョシュは強かったが、近藤が予想以上に健闘した。入りは最終的には8割くらいか。しかし、パンクラス側できっちり勝てたのが渋谷だけというのは、やはり寂しい