残りの感想は明日。
中村和裕vsハリッド・”ディ・ファウスト”
打撃が怖いハリッドだが、テイクダウンを奪うと中村があっさりパスからマウント。一回目の十字は抜けられたが、2回目はきっちり。一本勝ちで勝ったのが素晴らしい。もうちょい上のレベルとPRIDE本戦で当ててみたい。
小路晃vs玉海力
パンチがぱんぱんと入って仰向けにダウンする玉海力。すかさずサイドについて顔面パンチ。玉海力血だるま。レフェリーストップ。何しに来たんだ。
高瀬大樹vsカーロス・ニュートン
いつもの高瀬の試合。レスリング力がないので下になる→下から三角狙い→警戒されて決められず→相手も警戒しているので攻められず→膠着。高瀬の試合で膠着するのは、ほとんど高瀬の責任だと思う。ニュートンにスタンドを選択させるのだから、レベルは低くないのだろうが・・・。判定2-1で高瀬。え〜？たしかにニュートンの方にイエローが一枚多かったが・・・。ニュートンの圧勝だと思った。
三崎和雄vsジョルジ・パチーユ・マカコ
三崎見過ぎ。もっと積極的に撃ち合わないと。パンチがカウンターで入ってマカコに膝をつかせるシーンもあったが、畳みかけられない。マカコは打撃もうまい。打ち負けてない。でも、タックルは完全に防がれる。1Rはほぼ五分、アグレッシブさでマカコが上か。
2R、打撃を嫌がったマカコのタックルを切り、上になった三崎はパウンドで確実にポイントを稼ぐ。終盤、パスガードし、立ち上がり際に顔面蹴り。2Rは完全に三崎。判定3-0で三崎。マカコが予想以上に強かったので、価値ある勝利ではあるが、欲を言えばもうちょっと圧倒してインパクトを残して欲しかった。
山本宜久vsチェ・ム・ベ
レスリング以外はまだビギナーのチェ相手に良い勝負をしてしまうヤマヨシ。ロープつかみまくりでイエロー2枚。その後も結構掴んでたけど・・・。終盤、ローを利かせるも、終始バックを奪われ攻勢を許す。3-0判定負け。
レベルは低かったが、逆に面白かった。ヤマヨシはヒールキャラが浸透すれば化けるか。
エメリヤーエンコ・アレキサンダーvsマット"ザ・ツイン・タイガー”
挑戦試合は一人分しか煽りVがないのか。マットは双子の兄と一緒に入場。二人ともグローブしてる。どっちがどっちかわからない。っていうかどっちも顔知らないし。リング上でジャンケンをして出る方を決めてた・・・しかし観客に全く伝わってなかったのが気の毒。
一度はグラウンドから立ち上がることに成功したマットだが、2度目のテイクダウンでサイドからマウントを奪われ、うつ伏せになってチョーク。タップ。実力差ありすぎ。アレキはパウンドの撃ち方が兄貴に似てきた。
藤井軍鶏侍vsキム・ジン・オー
キム、こんなに堂々とロープを掴む選手は初めて見た。しかもなぜか雄叫びあげてるし。パンチが全くの素人。それがけっこうヒットしていたが、それ以上に打たれていた。テイクダウンされたらあっさりマウント。うつ伏せになってチョーク。キムは完全な素人って感じ。
羅王vsベルトラン・アモーゾ
アモーゾのセコンドにジャン・レノが。1Rは柔道家同士の激しくもあまりうまくない打撃戦に終始。アモーゾは打撃と体つきを見ると、そこそこ練習しているような。
2R、序盤からパンチラッシュでアモーゾがスタンドで打ちまくり、一方的。レフェリーが止めた。
でももうアモーゾは呼ばなくていい。羅王はいいとこなし。
