8月30日(月)P'sLAB東京で尾崎社長が11月7日(日)東京ベイNKホール大会の概要が発表された。来年閉館が決まっている東京ベイNKホールだが、パンクラスは旗揚げ戦を始めに船木誠勝×バス・ルッテン戦などNKホールとはゆかりの深い団体だった。当初、NKホール大会はプランになかったものの、閉館という知らせを受けて急遽大会開催を決定した。
そして今大会、まず最初に発表されたのがヒカルド・アルメイダ(ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミー)のベルト返上により空位となっていたミドル級キング・オブ・パンクラシスト決定戦 ネイサン・マーコート(ハイ・アルティチュード)×三崎和雄(パンクラスGRABAKA)だ。
カード自体は悪くないが、アルメイダの返上が7月だったことを考えると、もうちょっと王座決定戦に向けて盛り上げようはあったと思う。確かに三崎もマーコートも王座決定戦に出るには申し分ない実績を持ってはいるが、どうしても「アルメイダが捨てたタイトルのおこぼれに預かる二人」という印象を持ってしまう。9月の後楽園でマーコートvs竹内、三崎vs渋谷を組み、勝者がNKで王座決定戦、というトーナメントにした方が良かったのではないか。