格闘技徒然草

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★ISCが宇野ランキング問題についての経緯を説明&ランキングの基準変更

2004年11月度の世界、および環太平洋ランキングで「修斗出場意志が希薄」として大きくランクを落とした宇野薫選手が、翌12月度ランキングでは「提訴の主張が認められ」たことを理由にランキングが上がっています。
(中略)
 ISCは、宇野選手は12月の大会でフランカ選手と戦うことを「承諾した」と思い込んでいただけで、実際は「フランカ選手となら対戦しても良い」という宇野選手の意向を受けたプロモーターが、フランカ選手から宇野選手と対戦する承諾を取り付け、それをもって宇野選手にフランカ選手との試合をオファーしたところ、宇野選手は検討したいとのことで一旦保留した後に、「やはりハンセン選手と対戦を希望する」ということで断っており、一切、フランカ選手との試合を承諾した事実はありませんでした。
(中略)
 K-1との交渉のテーブルに着いたのも代々木大会の後からであり、ISC側の思い込みによる誤りは明白です。

この件については以前、「経緯が不透明」と書いたが、これはぶっちゃけすぎではないか?対応があまりにもお粗末すぎる。誤りをきちんと認める姿勢は評価したいが・・・。
この件をうけて、ランキング制定の基準も変更。

本年1月度ランキングより選定基準から「参戦意志の有無」は外し、あくまでも試合結果・実績のみを基準として選定していくことを決定しました。

もともと選手の意志がどうかなんて他人にはわかるはずもないのだから、無理はあったのかも知れないが・・・。