▼ (3/8 up) DSEは8日都内ホテルで会見し、PRIDEミドル級GP開幕戦に出場する全16選手のうち、次の8人の出場決定選手を発表した。
ヴァンダレイ・シウバ、近藤有己、桜庭和志、吉田秀彦、中村和裕、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ、イゴール・ボブチャンチン、マウリシオ・ショーグン(順不同)
残り8名は3/20のチケット一般発売日前後に揃う予定。ラインナップされていない主な選手として、クイントン・ランペイジ・ジャクソン、ヒカルド・アローナ、ダン・ヘンダーソン、アリスター・オーフレイム、ハイアン・グレイシーの名前が上げられるが、笹原圭一DSE広報はこの5人の参戦の可能性があることを認めている。榊原信行DSE代表は会見を出席したが、レスリングのメダリスト級の強豪をGPに参戦させるため渡欧しているという。 田村潔司はPRIDE.29で右手指を負傷し、出場は流動的。高田延彦PRIDE統括本部長は「怪我の状態次第ですが、基本的には出てもらうことで折衝中です」と述べ、桜庭戦についても「機は熟したと考えています」と発言。笹原広報も「やるなら1回戦でしょう」と話しており、主催者側としては何としても実現させたい様子だった。
出場が予想されていた選手の名前が順当に挙がった。この段階ではまだサプライズなし。決まっていても発表しない選手もいるだろう。しかしニンジャの参戦は無理かも。
田村については、自分は紙プロでターザンが言っていたように、最初から出場する気がなく、GP出場をにおわすことで自分の存在感をアピールするのが目的ではないかと思っている。本部長の「基本的には出る方向で」という発言も、ハイアンvs中村の時の「ほぼ決定済み。あとは事務手続きのみ」という発表と同じで信用できない。出場がほぼ無理とわかっていても、直前まで「出るかも」と煽るだろう。もっとも、本当に出場する場合でも、田村は最後まで決定を延ばすと思うが。