格闘技徒然草

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★第7試合 三崎和雄vsダニエル・アカーシオ

アカーシオ82.3kg、三崎82.9kg。
序盤のアカーシオのパンチで格の差が出てしまったか。プレッシャーをかけながら打撃で攻めるアカーシオ、しのぐ三崎という展開。序盤にアカーシオが払い腰で投げた以外は、以後はずっと打撃の攻防。三崎はロー、ボディパンチを入れるも有効打なし。アカーシオのパワフルな打撃をよくしのいでいるという印象。しかし明らかに押されている。
2R、パンチを受け下がる三崎。組み付いて両差しになった三崎は、足踏み・膝からテイクダウンを狙うがブレイク。また打撃戦に。やはり三崎劣勢。アカーシオ、初めてタックルに。フロントチョークをかける三崎だが、抜けて猪木アリ。アカーシオが踏みつけを狙うも、ブレイク。残り1分。アカーシオややスタミナ切れか、動きが悪くなる。ようやく三崎が攻勢に出るが、有効打はなし。最後足を刈って上になるが、攻められないままゴング。
判定3-0でアカーシオ。
決定打はなく、わずかの差では合ったが、逆にはっきりと差がある試合だった。野球で言えば1-0の完封試合で、相手はランナーすら出せなかった状態。微差だが完勝といっていいだろう。
アカーシオ、前回よりは良かったが、やはりこの階級で世界レベルから見たらそれほど強いとは思えない。しかし武士道ウェルター級の中では強い方だし、GPでもデニスと並んで優勝候補だろう。
三崎はこの内容ならGP出場させなくていいレベル。優勝できるとは思わないし、郷野を出した方がいい(盛り上がらないかもしれないが)。