格闘技徒然草

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★武士道GP一回戦で五味vs川尻決定

「こんばんわ、修斗世界ウェルター級王者の川尻達也です。僕もライト級GPのオファーを受けまして、出場を決意しました」と、ついに参戦を正式表明。「決まったからには優勝を目指して頑張ります」と言うと、「それで1回戦の相手として、どうせやるなら一番強い選手とやらせてもらいたい。五味選手と闘いたい!」と、五味への挑戦表明を行ったのである。
「凄い試合が出来ると思います。皆さん、いかがでしょうか?」川尻の問いかけに、スーパーアリーナを揺るがす大歓声が沸きあがる。もちろんファンは、この川尻の提案にもろ手を挙げて大賛成だ。「五味選手、1回戦で僕と闘って下さい! お願いします!」
 すると、一度はリングを降りた五味が再びリング上へ。口元には微笑を浮かべている。
「川尻君、川尻君はサイコーの挑戦者だと思うので、1回戦からサイコーの試合をやろうよ」と、その場で川尻との対戦を承諾した!
 川尻も「究極の闘いをやりましょう」とこれに応え、五味は「最高のコンディションでやりましょう」と返す。

二人が勝手に言ってるだけなのか、正式決定したのかはっきりしなかったため、その場では盛り上がらず。川尻が得意の本部長パフォーマンスで「五味、お前男だよ」と言うかと思ったのだが。これなら本物の本部長を使ってやった方が良かった。ちゃんとDSE公認でやってるんだとわかるし。
で、一回戦での五味vs川尻っていうのは、DSEの思惑より、川尻・修斗サイドの意向が通った形だと思う。確かに別ブロックにしても強豪揃いなので計算通り決勝まで二人が残るかわからないが、一回戦で五味が消えてしまう方がリスクが高いのでは。でも、HERO'Sみたいに「両者が勝ち上がったら準決勝で」というよりは、確実に実現する分、事前に煽りやすくていいかもしれないが。
それにしても、このカードは五味としては嫌なはず。武士道関連では、不思議なほど修斗の意向が通ってる気がする。マッハ・ハンセンの横文参戦にしても、二人ともまったく美味しくない相手で、武士道にとっても参戦選手の評価を下げる危険が大きかったのに。その辺のやり方を、パンクラスも教えてもらえばいいと思う。教えてくれるはずないけど。