２０００年シドニー五輪レスリンググレコローマン６９キロ級銀メダリストの永田克彦が、大みそか１２月３１日に大阪ドームで開催される「Ｋ−１ ＰＲＥＭＩＵＭ ２００５ Ｄｙｎａｍｉｔｅ!!」に参戦することが３１日、都内の帝国ホテルで発表された。
きょう３１日は永田の３２歳の誕生日。この記念すべき日に合わせ、「今までアマチュアレスリングの世界で頂点を目指してきましたが、これからはプロの世界で頂点を目指して頑張っていきます」と発表した永田。今年６月２３日の全日本選抜レスリング選手権に敗れた後、「谷川（Ｋ−１イベントプロデューサー）さんから招待されて見に行った」という７．６「ＨＥＲＯ’Ｓ ２００５ ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦」で衝撃を受けて、プロ転向を決意した。
言わずとしれたプロレスラー・永田さんの弟。大晦日には是非「最強一族」とかいう煽りVを流してもらいたい。上がるリングはK-1（Dynamite)。ということは、やはりDSEが提携しているレスリング協会はレスリングを辞めた選手に対しては拘束力がないのだろう。
客寄せパンダとして扱われるのは避けられないが、同じレスリングでも元々63kg級だった宮田より体格的には70kgリミットのHERO'S向き（ちなみに、宮田は同じシドニー五輪のフリースタイルで13位）。32歳という年齢が気になるところだが・・・。一緒に練習しているのがＵ−ＦＩＬＥ ＣＡＭＰの上山龍紀というのも良くわからない。
追記：バウトレビュー（http://www.boutreview.com/data/news05/051231dynamite.html）によると、『「今は80kgぐらいですが、まずはナチュラルウェイトに近い体重でやって、上げるか下げるかを決めたい」』とのこと。大晦日はHERO'S中量級以外の選手が相手になるかもしれない。もう70kgまで落とすのがきついのかもしれないが、この体格で85kg以上の相手と戦うのも厳しいだろう。
そういえば、兄の永田さんとHERO'Sスーパーバイザーの前田氏は今年因縁がありましたね。だからどうなるってものでもないし、もの凄くどうでもいいことだけど。
