格闘技徒然草

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★第3試合 瀧本誠vs菊田早苗

瀧本は袖が短い道衣。菊田は引き込みから足を取り、上を取り返す。瀧本は下からパンチ。パスガードからマウントを奪うが、すぐハーフに戻す瀧本。再びパスガード。マウント。菊田のポジショニング博覧会の様相を呈してきた。ポジション取りでは圧倒。マウントからパンチを入れつつ腕十字に。しかし抜けた。足を掴んで再び上を取る菊田。ハーフガード。絡んでいる足をまた同じパターンで抜く菊田。上四方からヒースチョーク。これは極まらず、バックマウントに移行する菊田。チョーク狙い。瀧本、回転して逃げようとするが、バックにぴったり着いていく菊田。瀧本が上になりかけると立ち上がる菊田。組んだままコーナーでブレイク。菊田パンチラッシュ。瀧本も打ち返す。組み合った状態でゴング。
グラウンドのレベルの差がありすぎて、菊田のパスガードが面白いように決まる。実際、見ていて面白い。菊田のうまさがこんなにわかりやすく出たことはなかったのでは。初期のヒクソンの試合を見ているようだ。ただ、最後の極めがないところが菊田だが・・・。
ハイキックを放った際に転んだ瀧本。菊田はまたパスガード。一度ハーフに戻すがすぐパス。そろそろ客も飽きてきたみたいで、パスしても歓声が上がらず。ハーフから殴る菊田。瀧本が下から腕を捕らえるが、菊田が回転して抜け四点ポジ。膝を入れると瀧本はまたガード。ハーフとなるがブレイク。瀧本にイエロー。
組み付いた瀧本がテイクダウン。ハーフから、菊田は足を掴んで倒し形勢逆転。菊田サイドに。マウント。俯せになったところでチョークを狙うがゴング。
菊田、組むと引き込み。そして例のごとく足をキャッチしてたぐり、上を取り返す。道衣を捕まれているせいもあるのだが、同じパターンでやられすぎ。瀧本、下からアームロックを狙うが、菊田は逆にバックを奪う。チョークを狙うが入らず。ゴング。
菊田圧倒だが、若干ブーイングも飛んだ。後半は客席も全く沸かず。
判定3-0菊田。
瀧本はちゃんとトレーニングしているのか疑問。菊田はいくら圧倒してもやっぱり極めが全然無いところが・・・。次は中村と塩日本一決定戦をやって欲しい。