格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★サップが声明発表

http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2006/06/28/02.html

サップは“ドタキャン”の理由について、K−1側が「敵前逃亡と無理な要求をした」と説明していることについて反論。大会前にオランダ人プロモーターに脅迫されたとして、K―1にデマの撤回と真実を認めた上での謝罪を求めている。関係者は「サップはK―1との関係を悪化させるつもりはない。今も弁護士同士の話し合いは続いているし、長期契約は結んでいる。ただ自分の名誉を回復させたいだけ」と話した。

全文はこちら
http://ex9.2ch.net/test/read.cgi/k1/1151307123/63-68
サップの声明文についてサンスポは載せていない。ネットメディア(スポナビバウレビ・GBR)が載せていないのはファクスが来なかったからなのか(追記・出ました)?スポニチと報知はサップからファクスが来たことを記事にしているが、脅された云々はスルー。サイモン・ルッツはシュルトにも「出ないとGG全員干すぞ」と脅してるし、タマ取るとはっきり言ったかはともかく、恫喝くらいは当然あっただろう。上の関係者は「長期契約は結んでいる」としているが、声明文ではホースト戦の前に試合契約は満了していると書いてある。でもこれは食い違いじゃなくて長期契約はありつつ、試合の契約はまた別にするみたいな形なんだろう。なんの契約もないならサップはさっさと他に出ているはずだし。
末尾では「事実を知りつつ傍観した」フジに対しても抗議しているが、ちょっと無理がある。格闘技と裏社会の問題についてデリケートになっているフジを無理矢理巻き込もうという考えか。
サップの声明には嘘はそれほどないだろうけど、ルッツ側の主張するように(http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20060517#1147879246)「この試合が終わったらフリーにしろ」っていう主張もしていたんじゃないか。ルッツとサップの主張の中間あたりが真相だと思う。
まあサップもFEGもフジもDSEも、誰が一番黒いのか裁判して決めたらいいのでは。これでまた格闘技界のイメージダウンは避けられないだろうが。