格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★前田がWEC王座に挑戦

6/1のWEC34で、前田がミゲール・トーレスバンタム級タイトルに挑戦。
最初は、前田と同じくWEC32でデビューし、WEC1戦1勝のダマッシオ・ペイジとの対戦が予定されていた。ちなみにペイジはパンクラス参戦経験があり、志田に敗れている(ちなみにシュートボクシングS-Cupにも出場していて、一回戦でKO負けしたものの、緒形からダウンを奪っている)。ペイジも前田と同じくノーテレビマッチだったため、次戦も扱いは小さいのかと思われていたが、当初トーレスのタイトルに挑戦する予定だったマニー・タピアがケガで欠場するため、前田が抜擢されることとなった。
ミゲール・トーレスは前田と同じ1981年生まれ。32勝1敗で、唯一の負けであるライアン・アッカーマンにもリベンジ済みと、圧倒的な戦績を残している。Ironheart Crownなどで実績を積み、昨年9月にWECデビュー(ちなみに、Ironheart Crownは修斗公式戦のため、トーレスは現在修斗フェザー級世界10位にランクインしている)。前田がデビューした2月のWEC32で、2戦目にして王者チェイス・ビービのタイトルに挑戦し、1Rギロチンチョークでタイトルを獲得。
livedoorスポーツより、タイトル獲得時の試合レポート。
http://news.livedoor.com/article/detail/3509888/?p=4
トーレスは32勝のうち17勝が関節技による一本勝ちで、特に三角絞め・腕十字を得意とする。前田はブラジル人柔術家には相性がいいが、過去の対戦相手はいずれも総合への適応が出来ていない選手だった。トーレスは打撃も得意なコンプリートファイター。苦戦は予想されるが、大物食いに期待したい。