格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC83リアルタイム実況

PPV開始です。

マック・ダンジグvsマーク・ボセック

ボセックは地元カナダ出身。UFC戦績は1勝1敗。ダンジグはPRIDEでマッハと対戦しKO負けしている。UFC1戦1勝。今回からライト級に階級を落としている。
ボセックがタックルからテイクダウンを奪いパス狙い。立とうとするダンジグのバックにつくが、ハーフに戻すダンジグ。ダンジグは下から十字などを仕掛ける。立ち上がったダンジグ。ボセックのタックルを切って上に。パウンド・肘を落とす。ホーン。
タックルに膝を合わせたダンジグ。ボセックは後方にダウン。金網際で上からパンチを落とす。ボセックは足にしがみつきテイクダウンを狙う。ダンジグががぶりから肘を落とすと、ボセックはガードに移行する。ダンジグ、パスしてマウントへ。バックマウント。体を伸ばされたボセックだが、なんとかマウントに戻す。また亀に。パンチを落とすダンジグだが、諦めて離れる。スタンドへ。ボセックがパンチからタックル。こらえるダンジグ。がぶってパンチ。ボセックはまた亀に。残り30秒。ボセック防戦一方。ホーン。
地元の大声援を受けて戦うボセックだが、後がなくなった。ダメージもありそう。
スタンドのパンチではボセックが押しているのだが、なぜかタックルに行ってしまう。1,2Rはこれを切られてパウンドをもらったが、今度はテイクダウン成功。ダンジグはゴゴプラッタ狙いから、下から蹴り離して立つ。ダンジグが首相撲から膝。ボセックはスタミナも切れたか。パンチが入って背を向けるボセック。顔面が切れている。ドクターチェック。かなりダラダラ出ているが、再開。前に出ていくボセック。ダンジグが首相撲から押し倒して上に。バックについてチョーク。タップアウト。ダンジグ勝利。

チャールズ・マッカーシーvsマイケル・ビスピン

前回、エヴァンスとの無敗対決に敗れ、今回からミドル級に戦場を移したビスピン。マッカーシーは1年半前のTUF4で勝って以来、久々の試合。ケガでもしていたのだろうか。10勝の全てが関節技による勝利という極め師。人気はTUF出身のビスピンが上。
打撃戦。ビスピンがパンチから組み付いて首相撲から膝のラッシュ。しかしクリーンヒットはなかったか。舌を出して挑発するマッカーシー。リズミカルにパンチを打っていくビスピンに対し、マッカーシーはガードを固めて守勢に。しかし金網に詰められたところでタックルに入り、持ち上げてたたき付けテイクダウン成功。ハーフ。立とうとするビスピンに、バックから腕十字を狙う。形には入ったが、ビスピンは腕を抜いて脱出。パンチを入れる。スタンドへ。スタンドでビスピンのラッシュ。パンチ&首相撲から膝。マッカーシーはガードを固めて打たれ放題。倒れる。さらにビスピンがパンチ・脇腹に膝。ホーンが鳴ったが立てないマッカーシーを見てレフェリーが試合終了を宣言した。
ここ2戦判定が続いていたビスピンだが、久々の快勝。ミドル級タイトル戦線にも絡んできそう。岡見も早く復帰しないと。

ネイサン・クォーリーvsカリブ・スターンズ

クォーリーはUFC4勝1敗。唯一の敗戦はリッチ・フランクリンのタイトルマッチ。スターンズは岡見に負けている。前戦もアラン・ベルチャーに敗れており、崖っぷち。地元カナダ出身。
間合いを詰めるクォーリー。パンチで突っ込む。下がって逃げていたスターンズだが、組み付くことに成功。しかし引きはがされる。再び前に出ていくクォーリー。回って逃げるスターンズにブーイングも出る。ちょっと逃げすぎ。組み付いたスターンズはテイクダウンを狙いたいが、できずに離れる。パンチ・膝を入れるクォーリー。スターンズは下がって逃げるのみ。組み付いたが倒せず、離されてしまう。
ホーン。スターンズにブーイング。地元なのに逃げてばかり。
2Rも逃げ腰のスターンズ。少しは手を出すようにはなったが・・・。クォーリーが前に出てくると、すぐ下がってしまう。距離を取ってのパンチの打ち合いが続く。スターンズがクォーリーのキックをキャッチして倒すが、すぐ立たれる。2R終了。これで判定勝ちもなくなったスターンズ。何がやりたいのか。
3Rも逃げ回るスターンズ。打撃からは逃げているが、グラウンドに持ち込もうとするわけでもない。判定で勝てない上に、こんな内容じゃリストラされても文句は言えないだろう。逃げ回るスターンズをモモ上げしながら追いかけるクォーリー。最後も挑発。実況陣バカ受け。
判定は当然クォーリーの勝ち。スターンズにはブーイング。30-24もあった。
GSPvsセラの視聴者予想は58%GSP−42%セラと割と競っている。

リッチ・フランクリンvsトラヴィス・ルター

二人とも前戦は王者アンデウソン・シウバの前に沈んでいる。トラヴィス・“連続殺人犯”・ルターは昨年2月以来の試合。“エース”フランクリンは、アンデウソンに2敗した他は、猪木祭りで階級上のLYOTOに敗れたのみ。勝った試合もほとんどがKO・一本で、アンデウソンさえいなければ立派な王者として君臨していたことだろう。
ルターがシングルタックルから金網に押し込む。エースが背を向けて、バックに。亀になるフランクリン。仰向けに転がしてサイドを奪うルター。マウントを伺う。足を利かせて阻むフランクリン。ガードに戻した。再びハーフからパスしたルターはあっさりマウントへ。パンチを落としながら腕を狙う。十字。一瞬入ったが、前転して抜けたフランクリン。スクートからスタンドへ。ルターのタックル。がぶったフランクリンがパンチを落とす。しかし足を離さないルター。なおもパンチを落とすフランクリンだが、ルターが金網に押し込む。ホーン。1Rはルターのラウンド。
2R。タックルに行くルターだが、真っ正直すぎて切られる。パンチをもらってスクート。離れる。さらにタックルを切られ、上からパンチラッシュをもらう。足に絡みついたルターは足関狙い。しかし抜かれる。スクートから立つ。ルター、すでにスタミナ切れの模様。組み付いていくが、クリンチアッパーや膝をもらう。すでにグロッキーなルター。棒立ち。足首にしがみつくが、簡単に抜かれる。もう時間の問題。フランクリンのパンチに半ば戦意喪失気味に亀になると、追い打ちのパウンドが入ったところでレフェリーが止めた。
ルター、1Rは凄く良かったのだが、2Rに驚異のガス欠。全く動けなくなってしまった。

マット・セラvsジョルジュ・サンピエール

視聴者予想は54%−46%まで接近。
セラはロッキーのテーマ(ラップバージョン?)で入場。場内大ブーイング。GSPのコールにはすさまじい大歓声。
GSP、いきなりタックルでテイクダウン。ハーフ。下からクラッチするセラ。パンチを入れつつパスを狙うGSP。ガードに戻したセラ。下からエルボーを入れる。GSPはパウンドラッシュ。2分半経過。慎重に攻めるGSP。パス成功。サイドについた。セラは亀に。パンチを入れるGSP。立ち上がろうとするセラだが、GSPは上から押さえつけて立たせない。残り1分で立ち上がり離れることに成功したセラ。打撃戦。GSPは嫌な思い出が蘇るか。しかしすぐテイクダウンし、ニーインザベリーからパンチを落としていく。ホーン。大歓声。
またすぐタックルに行ったGSP。テイクダウン成功。セラはオープンガード。立とうとするセラを金網に押しつけるGSP。しかし離れたセラ。ハイキックやスーパーマンパンチを打っていく。GSPのジャブ3連発がヒット。素早くタックルに行き、またテイクダウン成功。金網際でハーフ。セラが亀になるとパンチを落とす。ガードに戻すセラ。GSPはパンチ・肘を打っていく。また亀になるセラ。一方的な展開ながら、まだ決定的なダメージはもらっていない。ギリギリで凌いでいる。逆にGSPは攻め疲れの不安があるが。GSP、またパス。セラは亀に。脇腹に膝を入れるGSP。膝連打。レフェリーが止めた。
最初から最後までGSPが圧倒した。最後は亀のセラの脇腹へ膝蹴りという珍しいフィニッシュだったが、セラはまったく動けなくなっていたし仕方がないだろう。
ライト級のケンフロより頭一つ小さいセラ。ライト級が妥当だろう。

ジョナサン・グーレvs弘中邦佳

余った時間で弘中の試合が流れる。前座の結果断ちしていて良かった。地元のグーレには大歓声。
グーレがややでかい。弘中はタックル狙い。しかし組み付いてもグーレのパワーに振り回される。タックルは正面からで簡単にかわされる。グーレがパンチで前に出ていく。グラウンドに持ち込むにも、ちょっと打ち合わないと難しそう。弘中もパンチを出していく。ジャブは当たっているが。腰に組み付くが、投げられて膝をもらう。パワーの違いは明らか。弘中の左フックが入ってグーレダウン。すかさず上についた弘中。ハーフからパウンド。マウント。残り30秒。なんとかここで決めたい。パンチラッシュ。ホーン。もうちょっとだったが。
2R。パンチを打っていく弘中。左でぐらつかせる。が、パンチをもらって弘中後方に倒れる。グーレが追いかけてきてラッシュ。起きあがってきて打ち合う弘中だが、再びパンチをもらいKO負け。
勝てない相手ではなかったが。リーチとパワーの差で打ち負けた。