重大発表は何かとさんざん騒がれ、二度も延期した末に、ロレンゾがフルタイムでUFCの仕事をするようになったという、ファンにとってはどーでもいい内容だった。
kamiproHandのUSAcool宅急便で「ダナはこれまでにも「重大発表」と言いつつ、肩すかしの発表をしてきた過去もある」と書いていたが、またしてもダナに釣られた格好に。フェティータ兄弟が離脱するとかWWEが買収するとかメイウェザーが上がるとかいう噂はどこから出てきたんだろう。まあダナは事前に全部否定していたが。
一方で、UFCは7/19アフリクションにぶつけるために、急遽同日に興行を開催するという話が出ている。目玉はミドル級の絶対王者アンデウソン・シウバのライトヘビー級戦。タイトルを返上しての転向ではなく、あくまで単発のチャレンジ的な扱いだが、将来的にライトヘビーへの転向もあり得るアンデウソンだけに、どれだけの実力を見せられるか注目される。相手はジェームス・アーヴィン。UFCではステファン・ボナーやチアゴ・シウバに敗れており、タイトル戦線にはちょっと届かないくらいのランク。手頃な相手で、勝てばライトヘビー転向に弾みがつくかもしれないが、負ければアンデウソンの持つパウンド・フォー・パウンドのイメージに傷がついてしまいそう。しかしアメリカ人にとっては、別階級の戦いでも、強くて不人気なアンデウソンをアメリカ人が破ればカタルシスが得られるのかもしれない。
