格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★CAGE FORCE07感想

速報はしませんでしたが、簡単な感想を。

外山慎平vs奥山健太

外山がテイクダウンからパスしてのアームロック狙い、それを奥山が凌ぐという展開が延々と。3Rになってキムラロックががっちり入ってタップアウト。
奥山、全く知らなかったけど、DEEPフューチャーキングトーナメント準優勝、禅道会トーナメント優勝、格闘王国NEW WAVEトーナメント優勝など、けっこうなキャリアと実績がある選手だった。でも試合からはそれは全く感じられず。

一慶vsマコ・ドラゴン

チームクラウド・一慶のセコンドに秋山がいるのは気がついたが、ピーター(しんのすけ)がいるのは気がつかなかった。
http://daily.jp/ring/2008/06/23/0001163585.shtml

上山知暁vs遠藤大翼

元ボクサーの上山だが、ハイキックでダウンしてチョークで一本負け。総合二連敗。
年齢的にもキャリア的にも坂口征夫とやったらお互い丁度いいと思う。

村山暁洋vs藤井陸平

藤井は去年のパンクラスネオブラ決勝以来の試合。2Rあたりは苦しんだものの、打撃とテイクダウンで上回って判定勝ち。スカッとする内容ではなかったけど久々の試合だし仕方がないか。

山下志功vs宮澤元樹

宮澤はデモリで3戦しただけで、相手の山下が前修斗ライトヘビー級王者ということを考えたら、咬ませ犬マッチと見られても仕方がなかったが、1,2Rは互角。3Rになってスタミナ切れの山下の上になり金星奪取。山下はウェルターでも別に無理に減量した感じではなかったのだが。35歳という年齢的な衰えなのか・・・。

孫煌進vs堀友彦

孫が掘のまぶたの上をカットしてTKO勝利。GBRによるとスタンドのヒジらしい。UFCでもスタンドでのヒジを上手く使う選手はあまり出てきていないので、なかなか面白い存在になりそう。
すぐ終わってしまったので掘はどんなものか良くわからず。ジョンマンに勝った実力が見たかったのだが。

戸井田カツヤvs徹肌イ郎

試合開始と同時に間合いを詰める肌イ郎だが、トイカツはノーガード。肌イ郎のパンチを顔面にモロにもらう。えー。慌てて距離を取ったトイカツだが、追いかけた肌イ郎のパンチが入って後方にダウン。そこに肌イ郎がパウンド。トイカツは全くディフェンスできずにボコボコもらう。ええー。レフェリーの遅すぎるストップでも試合時間はたった16秒。
寝技勝負を期待したカードだったのに・・・。肩すかしの結末。勝ちに徹した肌イ郎は悪くないが。トイカツのノーガードは心理作戦だったのか?

水垣偉弥vs藤原大地

打ち合いの中で大地のパンチがヒット。膝を着く水垣にすかさず組み付いていくとテイクダウンを狙う。しかし水垣はダメージがないのか、バランス良く倒されない。逆に倒して上に。すぐ立った大地だがバックを取られる。スタンドで背中についてチョークを狙う水垣。しかし大地は前に落として上を取る。蹴り離されスタンドへ。
が、直後にスタンドで左フックをもらってダウン。水垣がパウンドを入れたところでレフェリーストップ。
状況をつかめていない大地が起き上がってきて殴りかかりセコンドに制止され騒然とする場面もあったが、最後は握手して健闘を称えていた。
衝撃の結末。水垣強し。大地は相当厳しい試合になるかと思っていたが、最後の瞬間までは互角以上に渡り合っていた。だから落ち込む必要はない・・・と言えないほどの完敗。ようやく定期的に試合が出来るようになったのだから、まだまだ頑張って欲しいが・・・。

アントニオ・カルバーリョvs星野勇二

かつてはネイサン・マーコートとタイトルマッチまでやった星野が65kgのフェザー級まで落としてきた。1Rはテイクダウンを奪った星野がカルバーリョの下からの仕掛けにひやりとさせられながらもパウンド・肘で優勢に。しかしダメージがないカルバーリョは2Rになってタックルを切るようになると、パンチやハイキックをヒットさせ逆襲。盛り返されてピンチの星野だが、3Rは片足タックルで足をキャッチすると、そのまましつこく攻めてテイクダウン。そこからマウントを奪い、肩固め・バックからのチョークで攻めて判定勝ち。
カルバーリョも強かったが最後はレスリング力で勝利をもぎ取った。この日唯一のマイクでは事故でなくなった守山代表への報告を。
ケージは初めてだったが、モニタのおかげでわりと見やすかった。客席は満員だったけどやっぱり身内率の高そう。