格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC111展望

メインはGSP久々のタイトルマッチ。相手はダン・ハーディ。郷野やマーカス・デイビス相手にスプリット判定勝利だったハーディでは、絶対王者GSPの壁は厚すぎる。パンチは重いので一発は入ればもしやという期待はあるが、穴も多い。どちらが勝つにせよ、長いラウンドはかからないのでは。
セミはフランク・ミアvsシェイン・カーウィンのヘビー級暫定王座戦。カーウィンは11戦全勝全KOのパーフェクトレコードの持ち主で、しかも全試合1RKO。2分以上かかったのもデビュー戦のみという、幻想の塊のような選手。それだけに未知数な部分も多すぎるが。トップ選手と対戦したのは前回のゴンザガのみだし、その試合でもグラウンドの展開にはならなかったので、黒帯柔術家のグラウンドに対応出来るか不明。さらに35歳という年齢もあり、長期戦になった際のスタミナもあるかどうかわからない。ミアがカーウィンの真の実力を暴いてグラウンドで極めるのではないかと思うが、この試合もKOで勝ってレスナーとの統一戦なんてことになればとんでもない盛り上がりになりそう。
他にはライト級からウェルターに上げた兄貴の弟ネイト・ディアス、逆にミドルからウェルターに落としたヒカルド・アルメイダ、最近影が薄いミドル級のホジマール・トキーニョらが出場。
今回、日本版オフィシャルでのPPVがまだ発表されていない。アメリカ版オフィシャルでは26.99ドルでPPVを実施しているのだが、日本から見られるかどうかは不明。確実に見られる米YahooのPPV(44.95ドル)はある模様。WOWOWは当日夕方6時より。
日曜日午前11時より実況します。