つんく♂がリングアナに。
中村入場。ステージであぐらをかき、目を閉じて瞑想。空中浮遊をするように体を前後に揺する。顔面をはたいて気合いを入れ、リングイン。吉田は道衣を着て戦う様子。小川戦の時は、柔道家相手に道衣を着るのは不利だから脱いだといっていたのだが。ASKAが君が代独唱。CHAGEは？両選手にDHC宣伝部から花束贈呈。美人過ぎる市議会議員からも花束贈呈。化粧濃ゆい。ネプチューン名倉が花束贈呈……って、試合後でいいのでは？しつこいよ。
リングサイドにササヤンとKヘッドプロデューサーの姿も見える。
吉田はコールと同時に笑顔を見せる。TKが吉田のセコンドについたため、解説は秋山一人。TKがいなくなってのびのびセコンド解説する秋山。中村は組み付いて道衣を掴んだままパンチを入れていく。組んで太股に膝を入れる中村。吉田は体を入れ替えて離れる。スピードを活かしてヒット＆アウェイでジャブを入れていく中村。中村が飛び込んでパンチ、組み付いて殴るの繰り返し。吉田はちょっと受け身。1R終了。展開がない。
秋山「吉田選手は道衣を着ているが、どんなメリットがあるのかと。中村は道衣を利用出来るし、きっちり勝って欲しい。みんなが吉田を応援するので、僕は中村側に立ちたい」
吉田がパンチで前に出てきた。顔を殴ってこいとアピール。中村も顔を叩く。組み付くと吉田は笑っているようにも見える。中村がパンチを顔面に集める。吉田はスタミナが切れてきたか、大分苦しそうな表情。ガードも下げている。中村は飛び込んでパンチをヒットさせていくが倒せない。残り３０秒で釣り込み足テイクダウンを奪う中村。亀になった吉田にパウンド。バックについたがゴング。
インターバル中に道衣を脱ぐ吉田。秋山「道衣はしんどい。まっすぐパンチが出なくなる」。シウバ戦で中村が試合中に道衣を脱いだことを蒸し返す矢野アナ。
笑顔でコーナーから出ていく吉田。リング中央で足を止めての殴り合い。四つから中村が大内刈りテイクダウン。マウントを狙うが、バランスを崩して返されそうになる中村。スプロールで中村はモモセ・パウンド。吉田がリング外に出てブレイク。また足を止めての撃ち合い。四つに。スタンドでバックに回る中村。テイクダウン。ハーフ。鉄槌を落としながらマウントへ。パウンドを落としながら腕十字に。がっちりクラッチする吉田。外してスタンドへ。残り１分半。担ぎ上げてテイクダウンする中村。またマウント。また十字狙い。残り４０秒。クラッチ切れそう。中村も疲れている。ロープを背にしていて位置も悪い。結局切れずにタイムアップ。
判定30-28×３の3-0で中村勝利。
一本・KOで介錯できなかった中村。吉田は完全燃焼出来ただろうか。吉田は絶対に勝つという気持ちがあったのか疑問。不利になると分かっている道衣をなぜ着たのか。しかし最後の十字はわざと取らすかと思ったが、そこは許さなかった。吉田が時折笑顔を見せたのも緊張感を削いだ。最後まで勝負師に徹して欲しかった。
吉田の挨拶が終わると、スピード２がかかり、桜庭登場。「祝 卒業」と書いた一升瓶を持ってきて吉田に手渡す。これから引退セレモニー。
藤田、田村、ミノワマン、光岡がリングイン。あとは今日の出場選手。KOされた長南も来た。藤田マイク。ミノワマンマイク。噛み噛みで和ませる。両親から花束贈呈。顔をくしゃくしゃにする吉田。そしてテンカウントゴング。リングを去る吉田。道場の子供から新しい道衣を渡され、着替える。戦った道衣を畳んで置いた。最後の挨拶。「柔道界に戻ります。みなさんの力でこのASTRAを支えていってください」最後に國保最高！と言ってから礼。退場。
