サブミッション・オブ・ザ・ナイトはジョー・ローゾン。さすがにクートゥアではなかった。
切ないメイン。前回に比べれば、下からスイープを狙ったり、テイクダウンを取ったりと、ペンも対策を見せたが、グラウンドで上をとってもキープすることができず、結局スタンドでのエドガーのヒット＆アウェイを破ることはできなかった。天才失墜。
エドガーは前回はケチがついたが、これで文句なくペンとの格付け完了。次戦はキャリアで唯一負けているメイナードとの対戦。
ペンはスピードが速くテイクダウンが強くスタミナがあるエドガー相手に負けただけで、他の選手相手にはまだ以前の強さを見せられるかもしれない。今日の試合を見る限り、その印象はないが……。エドガーも、ペン以外の相手に同じ戦法で勝てるかというと、これもやってみなければわからない。まず前回3者フルマークの判定で敗れたメイナードとの再戦で勝てるかどうか。そこで勝って初めてペンに変わるライト級絶対王者になれるだろう。
クートゥアvsトニーは会場の盛り上がりが一番印象に残った。試合自体はフリークショーを見慣れた日本のファンからすると当然過ぎる結末だったが、アメリカのファンにはまだ目新しかったか。これに味をしめて、第2・第3のトニーをオクタゴンに入れることがないようにお願いしたいが。
ベストバウトはネイトvsデイビス。
