格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC129:ジョゼ・アルドvsマーク・ホーミニック

レフェリーは“ビッグ”ジョン・マッカーシー
アルドの強烈なアッパー。そしてロー。全てが重い。しかしプレッシャーをかけていくホーミニック。ひるんでいない。前蹴りをつかまれてバランスを崩したアルドだが、ホーミニックは追いかけずに立たせる。アルドが左ボディからローキック。そしてレッグダイブでテイクダウン。肘を落とすアルド。その腕を掴んで十字!しかしアルドは外す。金網際でホーミニックのガード。インサイドから肘を落としていくアルド。頭を金網に押しつけられて身動きが取りづらい状態のホーミニック。残り1分。ブレイク。前に出ていくホーミニック。しかし簡単にテイクダウンを取られてしまう。残り10秒。ホーン。1Rはアルド。パウンドで鼻血を出しているホーミニックだが、スタンドでは前に出ているし、むしろ健闘している方か。
ややスタンドで守りに回っているアルド。ホーミニックは至近距離でボディを入れていく。先手を取ってるホーミニック。時々タックルを見せるアルドだが、ホーミニックは読んでいる。頭を振ってパンチをかわすアルド。ホーミニックのパンチに合わせてまたレッグダイブでテイクダウン。肘を落とすアルド。ホーミニックは立つ動きが見られない。ブレイク。近距離からのパンチの撃ち合いから、パンチのフェイントからのタックルでテイクダウンを取るアルド。すぐにサイドに回る。しかし残り時間が少ない。そのままタイムアップ。このラウンドもアルド。しかしホーミニックもスタンドでの撃ち合いでは互角に渡り合っている。
3R。ジャブの差し合い。的中率はホーミニックか。アルドがアッパーからタックル。これは堪えたホーミニック。アルド、このラウンドは撃ち合いに臨んでいる。強烈なロー。ワンツー。頭を振ってパンチをかわしながら、近い距離でパンチを打ち合う。アルドの右フックがヒットし、効いたホーミニック。タックルで誤魔化そうとするが潰される。アルドが鉄槌連打で試合を終わらせようとするが、ホーミニックは何とかガードで凌ぐ。アルドもちょっと攻め疲れか。ホーミニックのガードでタイムアップ。このラウンドもアルド。
動きが衰えないアルド。右ストレートから膝を入れるが、これはちょっとローブロー気味になり、謝るアルド。ホーミニックの手数が減ってきた。アルドのテンカオがローブローになり、タイムストップ。再開。アルドの強烈なローで足が流れるホーミニック。打たれながらもまた手数を出してきた。ホーミニックのジャブ連打がヒットするが、アルドの右ストレートがクリーンヒットして後方にもんどり打って倒れる。アルドが追い打ちのパウンド。ホーミニックの額が大きく腫れている様子がビジョンに映り、場内がどよめく。ガードで凌ぐホーミニック。アルドも試合を決めようという感じではない。ここでドクターチェック。マンガみたいなたんこぶが出来てる。続行……。ん?スタンド再開?さっきはブレイクのタイミングでのドクターチェックか。アルドの右のストレートが入るようになってきた。またタックルでテイクダウン。タイムアップ。
5R。開始前にドクターのチェックが入る。開始。アルドのパンチに対し、体をかがめたところにカウンターでアッパーがヒット。ふらつきながらタックルに来たホーミニックにギロチンを合わせたアルドだが、やや中途半端で抜ける。ホーミニックが上に。リーチが長いので上からパウンドが届く。ホーミニックがパウンドで攻勢。アルドちょっと立てないか。疲れているのかもしれない。ホーミニックがボディ・顔面へとパウンドを落とす。かなり入っている。残り1分。アルド防戦一方。アルドは完全に逃げ来り狙いで凌ぎに来ている。逆転を狙ってパウンドを落とし続けるホーミニック。タイムアップ。
二人ともプッシュアップで余力をアピールする。しかしアルドは相当疲れた模様。
判定。50-43(訂正・48-45)、48-46、49-46でアルド勝利。フルマークつけるジャッジはどうかと思うが、他のラウンドは全部10-9で、最終ラウンドだけ8-10をつけるのもどうか。
アルドは最後はスタミナ切れか。下から全く逃げられなかったが、あえて逃げずにガードで凌ごうとしたのかもしれない。それにしても下になった時の対処はあまり上手くなかった。パウンドをかなりもらっていたし、連打が入れば止められたかもしれない。スタンドの打撃ではホーミニックのジャブをもらう場面もあったが、最後には打ち勝った。ホーミニックは大健闘だろう。日沖が対戦する場合にも参考になりそうな展開が多かった。