格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC129:ジョルジュ・サン・ピエールvsジェイク・シールズ

今日はシーザー・グレイシー・アカデミーの他の2選手が敗戦。大将シールズがその負けを払拭できるか。
GSP登場に、本日最大の声援が送られる。GSPのコール時の礼に、シールズも礼を返す。
ローを入れるGSPに対し、シールズはミドルから入る。間合いはやや遠い。GSPのミドルをキャッチしたシールズ。そのまま金網際まで移動。四つに。体を入れ替えて離れるGSP。シールズがジャブを打っていく。GSPソバット。お互いジャブを打ち合う。シールズが距離を詰めるとGSPは下がって距離を取る。シールズの蹴りにジャブを合わせたGSP。バランスを崩して倒れるシールズだがすぐに立った。またミドルをキャッチしたが、これは振りほどかれる。残り1分。GSPがオーバーハンドの右をヒットさせる。ホーン。1Rはパンチを当てたGSPのラウンドだが、まだ様子見か。シールズに組まれることを相当気にしているように見える。一方のシールズはまだテイクダウン狙いにも行けない状態。
2R。GSPは距離を取ってのジャブやオーバーハンドの右を打っていく。右がヒットし、ぐらつくシールズ。GSPがプレッシャーをかけてきた。シールズが金網際まで追いつめられる。また大振りの右。ソバット。組み付いたシールズだが、すぐに振りほどかれる。GSPがオーバーハンドの右。ソバットをキャッチしたシールズが倒そうとするが、すぐに抜かれる。ホーン。このラウンドもGSP。シールズはGSPの蹴りをキャッチしようとする意外、テイクダウンの動きがない。確かに正面からタックルに行ったところでテイクダウンは難しいと思うが。
前に出てきたシールズ。しかしGSPのジャブに止められる。シールズ、初めてタックルに行くが、受け止められる。離れた。何度もオーバーハンドの右フックを放つGSP。シールズまたタックルに行くが、今度は足にも触らせてもらえない。遠すぎたか。GSPソバット。ジャブ。右フック。残り20秒でシールズの蹴りをキャッチしてテイクダウンするGSP。GSPはそのまま押さえ込み。ホーン。このラウンドもGSP。シールズは判定での勝ちはもう難しい。
シールズの蹴りにタックルを合わせたGSP。テイクダウン。しかしすぐに離れて立つ。GSPの左ハイがクリーンヒット!シールズはその足をキャッチしてテイクダウンを狙ったが失敗。下になったシールズだが、また足をキャッチしてテイクダウンを狙う。が、足を抜かれた。シールズ、来い来いとアピール。GSPもシールズのパンチをもらって鼻血を出している。ホーン。このラウンドもGSPか。しかし目をちょっと気にしている。左目が良く見えない模様。
いつのまにか1時を過ぎている。現地のPPVは3時間のはずだけど、時間オーバーしても大丈夫なのだろうか。
ジャブを当てていくGSP。シールズは淡々とジャブを打ち返していく。お互いジャブを入れ合うだけの展開が続く。GSPのオーバーハンドの右はヒットしない。GSPは左目が見えないことも影響しているか。最後にGSPがタックルに行くが、シールズが受け止めてタイムアップ。最終ラウンドはシールズでもいいかもしれない。
50-45、48-47、48-47の3-0でGSP勝利。
ポイントは近かったが、最初3Rは取られていたし、あまり接戦という感じではなかった。シールズはGSPの目の負傷もあったが意外と打撃で打ち合えていた。しかしまさかGSPをKO出来るとは思えないし、最初からの作戦ではないだろう。
ジョー・ローガンがアンデウソン戦についての話を振るが、GSPは今後考えると保留。