格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★9・10Strikeforce:予想と展望

カードはこちら。

<ヘビー級GP準決勝/5分3R>
ジョシュ・バーネット(米国)
セルゲイ・ハリトーノフ(米国)

<ヘビー級GP準決勝/5分3R>
アントニオ・ペザォン・シウバ(ブラジル)
ダニエル・コーミエ(米国)

<Strikeforce世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]ホナウド・ジャカレイ(ブラジル)
[挑戦者]ルーク・ロックホールド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ホジャー・グレイシー(ブラジル)
キング・モー(米国)

<ライト級/5分3R>
パット・ヒーリー(米国)
真騎士(ベネズエラ

GP準決勝はアリスターの離脱ですっかりテンションが下がったが、ワンマッチとしてみればまだ興味深い。ヒョードル撃破で評価が上がったペザォンは、無敗のオリンピックレスラー・コーミエと対戦。モンソン戦では打撃の成長具合を見せたコーミエだが、ペザォン相手だとテイクダウン狙いか。シウバのテイクダウンディフェンス能力も、オリンピックレスラーが相手だと厳しい。コーミエが固め勝つこともありえる。しかし、結局は打撃で追い詰められてペザォンの勝利と予想。
復調気味のハリトーノフはジョシュと。打撃ではハリトーノフか。グラウンドはジェフ・モンソンに弄ばれたのが気になる。ジョシュはそのモンソンにグラウンド真っ向勝負で勝っているだけに。テイクダウンが出来ればジョシュのペース。予想はジョシュの判定勝ち。
今回はワンマッチも興味深い。ホジャーがとうとう実力測定される相手との対戦。打撃もテイクダウンも勝てないであろうモー相手にどう戦うのか。
真騎士はジョシュ・トムソンとの対戦は流れたが、Showtimeメインカードには残った。ヒーリーはトムソンに一本負けしているが、ビアーボームには判定勝ちしている。しかしここは快勝して全米デビューを飾りたいところ。
ジャカレイは2度目の防衛戦。Strikeforceのミドル級は、ジェイク・シールズやダンヘンがいなくなり、すっかり盛り下がっている。相手のロックホールドもまだトップ選手との対戦はない。いっそ妥当アンデウソンの機運が高まるまでStrikeforceで連勝を続けるのもいいかもしれない。
スカパーでの中継はなし。今回ないということは、決勝の中継もなさそう……。