格闘技徒然草

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★M-1Global・ヒョードルvsモンソン:予想と展望

カードはこちらを参照のこと。
http://en.wikipedia.org/wiki/M-1_Global:_Fedor_vs._Monson
メインのヒョードルvsモンソン以外は誰が誰だか。最近、M-1チャレンジを主戦場にしている選手のようだが、北米メジャーシーンで名前を聞く選手がいない。M-1チャレンジ自体、定期的に開催し、ロシアだけでなくアメリカ本土でも興行を行なっているが、その噂もまったく聞こえてこない。ロシア・ヨーロッパの選手が多いようだが。
ヒョードルの相手はまたも40歳で階級下。ダンヘンの時もそうだったが、圧勝して当然と見られてしまうマッチメークで、しかも圧勝するのは厳しい相手で、結果的にハイリスク・ローリターン。
モンソンはADCC最重量級を2度制しているグラップリングの猛者。今年はStrikeforceと日程が近かったので参戦しなかったが、2009年にも3位に入っている。最先端の寝技の使い手。かつてはノゲイラの下からの攻めをすべて潰してみせたヒョードルだが、技術的には旧世代。モンソンのグラップリングにどこまで対応できるか。おそらくパウンドを落とす余裕はないだろう。
スタンドでは圧倒的にヒョードルが上だろうが、モンソンもコーミエ相手にフルラウンド殴られながらもKOされない打たれ強さがある。一方、ヒョードルは最近2試合では打撃をヒットさせてもその後で逆転を許してしまっている。爆発力の衰えは隠せない。凌がれて組み付かれるとモンソンの土俵に引きずり込まれてしまう。
またしても厳しい戦いを強いられそうなヒョードル。地元での負けは絶対に許されない。ギリギリしのいで判定勝ちと予想。
セミはライト級タイトルマッチ。王者のジョゼ・フィゲロアはATT所属のアメリカ人で、ローカル時代のエジソン・バルボーザにKO負け。Bellatorに参戦するも判定負けしている選手。挑戦者のDaniel Weichelは昔修斗に参戦して、滝田J太郎に勝ったことがある模様。他に、DEEPに参戦したプロフェッサーXなど、ちょくちょく日本でも名前を見かけた選手がいるが、レベル的にはローカルレベルか。
前座はFacebookで無料中継。メインカードはUstreamによるPPV実施で、日本時間20日午後10時開始。
UstreamによるPPV購入ページ。料金は29.99ドル。
http://www.ustream.tv/m1global/BuyTicket/290872
たぶん速報します。