ミドル級。
ソネンに負けている者同士だが、完敗だったスタンに対し、ビスピンは接戦での判定負け。スタンはソネン戦後、アレッシオ・サカラに勝利し、ヘクター・ロンバートのUFCデビュー戦の相手をつとめる予定だったが、怪我で欠場している。
先手を取ったのはスタン。パンチで出る。組み付くと金網際で体勢を入れ替えるビスピン。離れた。ジャブを入れていくビスピン。意表をついたタックル。タイミングは良かったが耐えたスタン。金網まで押し込んで倒そうとしたが、倒せず。肘を入れて離れるビスピン。激しい打ち合い。お互いローブローが入る。気合が前面に出ている両者。ジャブを入れていくビスピンに対し、スタンはローやミドルも交えていく。シングルに入ったビスピン。片足でこらえたスタンが右フックをヒットさせるとふらつく。追い打ちに行くスタンだが、ビスピンが凌いでホーン。
1Rは終盤の攻防まではややビスピンだったが、最後のダメージでスタンのラウンドか。
2R。また間合いを詰めての打ち合い。ビスピン三度タックル。これは完璧なタイミングで入ってテイクダウン成功。サイドについた。しかしスタンがパワーでリバーサルして上を取る。ビスピンのガード。足で距離を作ったビスピンが起き上がって逆にがぶる。バックに回ってパウンド。立ち上がると膝を入れるビスピン。ビスピンはすぐにまた組み付き押しこむ。ダブルアンダーフックからテイクダウン狙い。倒せないと見るとパンチを入れて離れた。近い間合いでジャブを入れていくビスピンとローを蹴るスタン。スタンのパンチはスウェイでかわす。ビスピンまたタックル。テイクダウン成功。サイド。残り30秒。アメリカーナ。外れるとパウンド。ホーン。2Rはビスピン。
3R。お互い手は止めない。スタンのローにタックルを合わせたビスピン。倒したがスタンはすぐに立つ。パンチで引き剥がした。ビスピンのジャブがヒットする。ヒット率に差が出てきた。またタックル。ビスピンは堪えるが、スタンドで後手に回ってしまう。首相撲から膝を入れて離したスタン。残り1分半。ミドルを入れるスタン。ビスピンタックル。止められるがそのまま押しこむと外掛けテイクダウン成功。残り30秒。すぐに立ったスタン。が、またタックル。こらえたスタンが最後の攻撃。パンチ連打を叩き込むがタイムアップ。
3Rもビスピンか。ずっと動き続けていたため、さすがに疲れた様子を見せている。
三者29-28でビスピン勝利。
