ミドル級。
タヴァーレスはフィル・バローニにKO勝ちしたが、その後2試合は退屈な内容で1勝1敗。UFC初出場となる地元のワトソンはBAMMAミドル級王者で、防衛戦ではムリーロ・ニンジャをKOしている。カナダのトライスタージムや、ジャクソンズ・サブミッション・ファイティングでもトレーニングしている選手。
2試合続けて1R決着だったため、ちょっと時間が開きそう。
ニックネームがコングのワトソン、ゴリラのマスクで入場。
ジャブを突いて出ていくタヴァーレス。タックルに入りテイクダウンを奪うが、すぐに金網を使って立つワトソン君。離れた。打撃戦。ワトソンやや分が悪いが積極的に打ち合う。ワトソンの膝がローブローになり、タイムストップ。再開。打撃戦だがやはりタヴァーレスのヒットが上。ワトソンも組み付いていって膝や肘を入れる。タヴァーレスタックル。残り1分でバックを奪うが立たれる。ここで2度目のローブロー。しかし減点はなしで再開。飛び膝を入れるタヴァーレス。ホーン。1Rはタヴァーレス。
2Rもタヴァーレスのジャブが的確にヒット。パンチからロー。組み付いていくワトソンだが逆にテイクダウンを狙うタヴァーレス。ダブルアンダーフック。ダブルレッグに切り替え。倒せずブーイングが起こる。離れた。胴タックルでテイクダウンしたタヴァーレス、すかさずバックに回りチョーク。半身で耐えるワトソンだがそれ以上動けない。外してパウンドを落とすタヴァーレス。またチョークだが入っていない。ホーン。2Rもタヴァーレス。
3R。タックルでテイクダウンしたタヴァーレスだがワトソンが桜庭ロック。前転して逃げたタヴァーレスは立ち際に膝を入れる。またタックルでテイクダウンするタヴァーレス。金網立ちしたワトソン。離れた。またタックル。金網際でこらえたワトソンがギロチン。がぶりからバックを狙うがさせないタヴァーレス。しかしちょっと付かれたか。亀で止まる。そこにワトソンがパンチ。タヴァーレス立ってスタンドへ。すぐにタックルに入るタヴァーレス。倒した。また組み付いてタックル。耐えているがそれだけのワトソン。残り15秒で打撃戦。お互いいいパンチが入るがタイムアップ。
3Rは微妙。タヴァーレスも特にダメージは与えていないが、テイクダウンの差でタヴァーレスか。タヴァーレスのセコンドにレイ・セフォー。11月に旗揚げする新興MMAプロモーション・WSOFの社長に就任したが、セコンドでは普通に出入りしている模様。
30-27, 28-29, 29-28の謎スプリットでタヴァーレス勝利。ワトソンに入るにしても2ポイントはないだろう。インターナショナルイベントは怖い。
