怪我もブランクも感じさせず、5R動き続けるスタミナも健在。まったく変わらない強さを見せたGSP。ハイキックでダウンした時は一瞬終わったかと思ったが、その時もパニックにならずにリカバリーしたことで、かえってGSPの強さが際立ったと思う。強いGSPが戻ってきて嬉しい。
コンディットも見せ場を作ったが、スタンドでも劣勢になる場面が多かった。テイクダウンはほぼ防げず、下からの仕掛けも通用しなかったので厳しかった。
セミではジョニヘンがまたも秒殺KO勝利。フィッチ・コス・カンプマンという錚々たるメンバー相手に3連勝。普通ならこのままGSPとタイトルマッチが組まれる所だが、アンデウソン戦がどうなるかによるか。噂通りアンデウソン vs. GSPが5月なら、ジョニヘンの挑戦は来年8月以降になってしまう。それなら間に1戦挟んで、ニック・ディアスあたりとの対戦が見たい。