格闘技徒然草

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★UFC159:第5試合・ジャン・ヴィランテ vs. オヴァンス・サン・プレー

ライトヘビー級。Strikeforce勢同士の対戦。
ヴィランテは大学時代にはアメフトで活躍し、NFLからも声がかかっていたほどの選手。平行してレスリングも行っており、当時の大学レスリング部にはクリス・ワイドマンがいた。Strikeforceライトヘビー級では3勝1敗。OSPことオヴァンス・サン・プレーはStrikeforce5勝1敗。唯一の敗戦はゲガール・ムサシで、Strikeforceライトヘビー級タイトル挑戦に手が届くところにいた。OSPも大学時代はアメフト部に所属し、NFLを目指していたが挫折。総合に転向している。
短時間決着が続いたのでインターバル。レスリング関係者がオリンピックレスリングの存続をアピール。
いかにも身体能力が高そうな体をしているOSP。OSPのローをキャッチしてヴィランテがシングルへ。片足を高く持ち上げてテイクダウンを狙う。OSPは金網の上の部分に手をかけて(反則)凌いだ。離れるヴィランテ。打撃戦。OSPの打撃はガードががら空きだが勢いで攻め込んでいく。パンチで出て行くと組み付いたヴィランテ。テイクダウンを狙ったがOSPが差し返す。離れた。パンチから朽木倒しでテイクダウンを狙ったOSPだがヴィランテは金網を背にして凌ぐと離れ際にヒジ。お互いハイキックを打ち込む。ホーン。
1Rはともに有効打なし。手数でOSPか。
2R。打撃戦。OSP早くもガス欠?ガードが下がり気味。手数も減っている。ヴィランテがローを蹴っていく。ヴィランテの手数も多いとはいえない。攻撃が少ない両者にブーイングが飛ぶ。ホーン。
2Rはヴィランテ。
3R。打撃戦でしゃがみ込むヴィランテ。レフェリーが続行可能か聞くとノーと答え、試合終了。アクシデントファウルで判定へ。ヴィランテは試合続行をアピールするが、レフェリーが認めず。
リプレイで見たらOSPの手が目のあたりを触ってはいるが、目に入っているかどうかは判別不能。
ここまでの判定で30-28、30-29、29-29のマジョリティでOSPが判定勝ち。3Rなんてほとんど攻防がなかったんだからイーブンでいいのでは。Sherdogでは三者29-29のドローになっている。
なんともしまらない決着。ヴィランテも全く続行できないようには見えなかったが。