ライト級次期挑戦者決定戦としてアナウンスされている試合。
ウェルター級では長南に勝ってドンヒョンに負けるなど、3勝3敗の中堅選手で、特に注目されることもなかったグラントだが、ライト級転向後は中堅クラスで4連勝。ランキングも5位まで上昇した。
グラントのバックボーンのひとつにレスリングがあるが、レスリングでの実績ではメイナードが比較にならないほど上。地味強ファイターとしてUFC8連勝を果たし、エドガーとのタイトルマッチが組まれるが、1RにパンチでKO寸前まで追い込みながらもエドガーの脅威の粘りの前にスプリットドロー。10ヵ月後の再戦でも、1Rにダウンを奪ったが、やはりエドガーのリカバリーの前に逆転KO負け。
その後、クレイ・グイダと対戦するが、アグレッシブなグイダがまさかのアウトボクシングで打ち合わない展開。ノーガードで攻め込むメイナードに歓声が送られるという予想外の内容で判定勝ちした。昨年末にジム・ミラー戦が組まれていたが、その試合は負傷欠場し、約11ヶ月ぶりの試合となる。
打撃戦。メイナードの飛び込んでのアッパー、左がヒット。TJも打ち返す。TJの右がヒットしてちょっとぐらついたメイナード。もう一度右が入ってメイナードダウン！TJ追い打ち！立って逃げようとするところにパウンド連打。効いている。さらに膝！パンチが入りまたダウン！レフェリー止めた！
グラント5連勝でメイナードをも撃破。ギリギリの試合が続いているベンヘンだが、TJ戦が実現したら、きわどいポイントの取り合いではなく倒すか倒されるかというような試合になりそう。
