格闘技徒然草

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★UFN27:第4試合・ダレン・エルキンス vs. 日沖発

フェザー級
リカルド・ラマス、クレイ・グイダに連敗中の日沖。相手は地元インディアナ出身のエルキンス。レスラーでフェザー級転向後に前座で5連勝していたが、ランキング1位のチャド・メンデスには秒殺KO負け。ランカークラスの実力はない選手なだけに、ここで日沖が勝てなければ、仮にリリースされなかったとしても今後の見通しは暗い。
日沖入場。観客とハイタッチしながらで、リラックスして見える。
積極的に前に出てくるエルキンス。エルキンスのパンチを冷静にバックステップでかわすと、日沖も前に出てパンチを打ち込んでいく。日沖の左がヒットしちょっとバランスを崩すエルキンス。日沖前蹴りで出て行く。パンチが当たったのか、鼻のブリッジあたりから出血している。前蹴りがけっこう効果的。下がるエルキンス。エルキンスは前蹴りをキャッチしてテイクダウンを狙ったが日沖は耐えた。エルキンスが距離を詰めてパンチを打ち込むが効いてないとアピールするエルキンス。日沖の前蹴りが右脇腹に入り効いた!膝を入れる日沖。エルキンスのタックルをガブるとバックに回るが、エルキンスが仰向けになりガード。浮かせて足関を狙うエルキンスだがエスケープ成功。タックルに来るエルキンスにパンチを入れる。ホーン。
1Rは日沖。ボディへの前蹴りが効いてる。
パンチで出てきたエルキンス。ちょっともらう日沖。日沖は出てきたエルキンスにシングルレッグ。テイクダウンしたが、エルキンス立ち上がり脱出。エルキンス右ミドル。手数を増やしてきた。スイッチしながら前蹴りを打っていく日沖だが1Rほどにはヒットしていない。エルキンスタックル。テイクダウン。尻で金網まで移動した日沖は立ち上がろうとするがエルキンスバックに付く。回転して逃れようとしたがついてくるエルキンス。しかし正対して立った。組んだまま膝を入れてくるエルキンス。日沖はローブローをアピールするがレフェリー流す。キムラに捕らえた日沖。キムラは抜けたがエルキンスをコントロールしてバックに回る。チョーク狙い。バックから今度は三角を狙うがクリアしたエルキンス。ホーン。
2Rはエルキンスが取り返したか。このラウンドはちょっと勢いに押されてしまった日沖。内容では負けていないだけに、この展開なら落としたくないところ。
距離を詰めてパンチを撃ってくるエルキンス。スタンドでややエルキンスの距離の展開が続く。日沖はちょっと疲れた?エルキンスのタックルを切りきれず下に。インサイドガード。エルキンスパウンド。背中を付けてしまっている日沖。時間が過ぎていく。三角を狙いたい日沖だがエルキンスのディフェンスが固い。残り1分半。金網を使って立とうとしたが押し付けて立たせないエルキンス。パウンド連打。完全に支配した。ホーン。
逆転か…。一応手を上げてアピールする日沖。
三者29-28でエルキンス勝利。日沖3連敗。
1Rの展開では「これは負けないだろう」という印象だったが、2Rでエルキンスが盛り返し、3Rはスタミナ切れで勝負できなかった。テイクダウンも1Rは防げていたが、疲れてからは切れなくなってしまった。エルキンス目線で見るなら、1Rあれだけ押されていたのに、2Rから戦略を切り替えて良く勝ったという試合。さすがに勝ち方を良く知っている。