フェザー級。
TUF14ベスト4で、前座戦線では勝率が良かったサイラーだが、中堅クラス以上が相手になるとさすがに実力的に厳しく、現在バミューデスとホニー・ジェイソンに敗れて2連敗中。わざわざ第1試合に組まれたこの試合がカットファイトになる可能性もある。
相手のラハトは7戦全勝でUFC参戦。3月のUFNブラジル大会でUFCデビューしたが、地元のペペイの飛び膝で失神KO負け。MMA初黒星を喫した。バックボーンは柔術と柔道で、ムンジアル茶帯ノーギ部門で優勝経験あり。
長身で細身のサイラー。ローを放つが押し倒されて下に。長い足を使って下から四の字ロックガード。さらにラバーガードからハイガードに。上になっているが動けないラハト。両者攻めがなくブレイク。打撃戦から組み付いたラハト。押し込んで大腰で投げてテイクダウン。サイラー立って引き剥がす。ジャブを入れていくサイラー。出てきたラハトにアッパーがヒット。左ミドルをヒットさせるが、ラハトまた組み付くと大腰で投げる。ホーン。
3度テイクダウンしたラハトだがそこから攻めがない。サイラーのスタンドでの有効打が取られるかもしれない。
2R。スタンドでリーチ差を活かしパンチを入れていくサイラー。ラハトはタックルを切られるが、ダブルレッグでテイクダウン。サイラーオモプラッタ。外れて後転し亀になったところでバックに付くラハト。正対したが三角に入る。腕を流されないようにしてディフェンスしているサイラー。ラハト下からヒジ。足を胴に絡めて守るサイラー。ホーン。
2Rはラハト。
3R。タックルを潰したサイラーがバックに付く。四の字ロックでホールド。チョーク狙い。四の字ロックが外れず返せないラハト。3分使ってようやく立つ。打撃戦。サイラーがパンチをヒットさせるが、ラハトの蹴りがローブローになる。再開後またパンチで出て行くと、テイクダウンからバックを奪ってパウンド。ホーン。
3Rはサイラーだが1Rが微妙なので判定がわからない。
三者29-28でラハト勝利。イスラエルの国旗を掲げるラハト。帰って国を守ると語るラハト。
サイラーは1Rが微妙なだけに3Rフィニッシュが必要だった。
