ウェルター級。
柔術黒帯世界王者のバーンズ。MMA戦績の7戦全てが1R勝利というパーフェクトレコードでUFC参戦。寝技はもちろん、ブラックジリアンで鍛えた打撃も強い。本来はライト級の選手だが、今回はウェルター級での出場。
スウェディッシュファイターのスタルもUFCデビュー戦でMMA戦績は全勝。バックボーンはグレコローマンレスリング。
組み付いたバーンズが押し込み。2試合続けてここから膠着が続いたため、観客は早めの対応でブーイング。足へのタックルに切り替えたバーンズだが倒せず。入れ替えたスタルが膝。また入れ替えるバーンズ。しかしこの試合もケージ膠着気味。離れた。いいパンチを打ち込むバーンズ。右ハイ。押し込んだスタル。首相撲から膝を打ち込んだバーンズはまた離れる。パンチで攻め込むスタル。押し込んだが引き剥がしたバーンズ。アッパーをヒットさせてタックルに。捨て身投げからバックに回るとテイクダウン。が、すぐに立つスタル。ホーン。
バーンズは初めての2Rへ。1Rはバーンズが取ったが、内容を見る限り、全試合1R勝利は相手のレベルがワンランク下だったからという印象。UFCレベルではそこまで圧倒していない。
2R。スタンドの打撃戦が続く。1Rに比べて互角になってきた。スタンドでバックに回ったバーンズがテイクダウン成功。サイドについている。ここから柔術世界王者の寝技が見られるか。残り1分。マウントを狙ったがその瞬間に立たれてしまった。パンチで出るスタルにカウンターを入れるバーンズ。ホーン。
2Rは微妙。
3Rは両者パンチから組み付いて押し込み膠着という展開が続く。手数で上回るバーンズだが圧倒するまでは行かず。結局タイムアップ。
1,2Rが微妙だが3Rはバーンズか。
三者29-28でバーンズ勝利。スタルが取ったのは1Rか。バーンズは本来のライト級に戻しての動きが見たい。
