ライト級。
ランキング3位のトムソン。昨年12月にT.J.グラントの代役で王者アンソニー・ペティスに挑戦することになっていたが、ペティス欠場で消滅。代わりに組まれた1月のベンヘン戦は非常に微妙な判定でスプリット判定負け。タイトル戦線から遠のいてしまった。
今回はマイケル・ジョンソンと対戦予定だったが、ジョンソン欠場でランキング13位のボビー・グリーンに変更。
グリーンは前回パット・ヒーリーにボクシングで打ち勝って僅差の判定勝ち。StrikeforceからUFCへの移管後は3連勝中。
ともにカリフォルニア出身だが、トムソンは会場があるサンノゼなので完全ホーム。
慎重に見ていくトムソン。間合いを詰めてパンチを打ち込むのはグリーン。トムソン見過ぎで手数で負けている。後半手数を増やしてきたトムソンだがやはり見ることが多い。両者間合いに入ることなくタイムアップ。
1Rは手数でグリーン。
2R。前に出てきたトムソン。グリーンのミドルがヒットするが、それをキャッチしてパンチを打ち込むトムソン。コンビネーションを打ち込んでいく。挑発しながら出て行くグリーン。パンチから組み付いたトムソン。バックに回るが倒せない。シングルレッグに切り替えてテイクダウンを狙ったが耐えたグリーン。ホーン。
2Rは際どい。手数だとグリーンだが。
3R。グリーンタックルへ。倒せないがケージに押し込んでヒジ。打撃からまたタックルに。ケージで耐えたトムソンがヒジ。諦めて離れるグリーン。トムソン、右目をカットし出血。両者見合いが続く。終盤グリーンが手数を増やしてホーン。
判定割れた。29-28、28-29、29-28でグリーンが大物食いを果たす。
トムソンは納得行かないジェスチャーをしていたが、あの微妙な内容ならしかたがないのでは。
