格闘技徒然草

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★UFN47:第3試合・サラ・マクマン vs. ローレン・マーフィー

女子バンタム級
前回メインでロンダ・ラウジーのタイトルに挑戦したレスリング銀メダリストマクマン。ランキング4位だが、今回は第3試合でデビュー戦の相手との試合という扱い。ロンダ戦ではスタンドの打撃で後れを取り、MMAファイターとしての完成度で差を見せつけられ初黒星。
相手のマーフィーは格闘技経験なしから柔術半年、MMAのトレーニング3か月でプロデビュー。4連勝4TKOでローカル王座を獲得するが、アルコール中毒のため約1年半のブランク。復帰後はInvictaFCに参戦しバンタム級王座を獲得している。MMA8戦全勝。
マーフィーの煽りVでInvictaの試合映像も流れている。
マクマン高速シングルレッグ。持ち上げると軸足を払って簡単にテイクダウン。下からヒジを入れるマーフィー。ラバーガードに捕らえるがマクマン引き剥がして密着したままパウンド。ケージを蹴ってポジションを変えようとするマーフィーだがマクマンの押え込みが盤石。上から弱パウンド連打で削る。ホーン。
1Rはマクマン。マーフィーは下から抜け出すことが出来なかった。マクマンの押え込みの強さか。
2R。スタンドでバランスを崩したマクマン。立ち際にマーフィーがパンチをヒットさせたが、マクマン組み付いて押し込み。引き剥がしたマーフィーだが、マクマンは胴タックルでテイクダウン。マーフィーはまた下からヒジ。たちに行けないほどマクマンの押え込みが強いのか。マクマン一本足を超えてハーフに。マーフィーはガードに戻したが、やはり立てずに下からヒジ。ここでブレイク。マクマンまたタックル。押し込むと投げてテイクダウン。今度はサイドについている。しかし押さえ込んでいるだけで下のマーフィーがヒジ。ホーン。
手数だと下からのマーフィーのパンチが上だが、さすがにそれでマーフィーにつくことはなく2Rもマクマン。
3R。スタンドで手数を出していくマーフィー。マクマンローシングル。ヒジやパウンドを入れるマーフィー。立った。またマーフィーがパンチで攻めるが、マクマンタックルでテイクダウン。しかしマーフィーは寝かされずにヒジとパウンドを入れて立つ。またローシングルに行くマクマンだががぶられてヒジを入れられ続ける。離れた。残り時間わずかで打撃戦。ホーン。
3Rはマーフィー。
29-28、28-29、29-28のスプリットでマクマン勝利。1人2Rをマーフィーに入れているジャッジがいるが、さすがにそれはないとしても、マクマンが上で押さえこんだ後に攻めがなさすぎたのも確か。テイクダウンは強くても3Rには押さえ込めなかったし、このままロンダと再戦をしても勝てる見込みは少ない。一方、いきなりランキング4位との対戦となったマーフィーは、敗れたが結構強かったのかもしれない。