格闘技徒然草

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★UFN49:第8試合・マックス・ホロウェイ vs. クレイ・コラード

149ポンド契約戦。本来フェザー級だが、コラードスクランブル出場で減量が間に合わないため、契約体重戦に。
試合5日前にミアサド・ベクティックが負傷欠場。初参戦のコラードにチャンスが与えられた。コラードは現UFC4番目の若さの21歳。11歳からボクシングを始め、ジュニアオリンピックで王者にもなっている。MMA13勝4敗。
ホロウェイも22歳の若さだがUFC戦績5勝3敗のベテラン。ほぼ打撃で勝負する選手だが、前回はアンドレ・フィリからギロチンでMMA初の一本勝ち。
パンチで突っ込んできたコラード首相撲から膝を1発入れるホロウェイ。両者打撃に自信があり積極的に打ち合う。ホロウェイの蹴りをキャッチしてパンチ連打を打ち込むコラード。ここまでは互角の打撃戦。パンチから押し倒したホロウェイだが、グラウンドには付き合わず立たせる。コラード飛び蹴り。左ミドル。ホロウェイも手数を増やしてきた。ホロウェイのバックキックがボディに突き刺さると足を止めての打ち合い。コラードも打ち返す。ちょっとボディを気にしているコラード。ホーン。
1Rはややホロウェイか。
2R。打撃戦からホロウェイがボディに膝。前に出たコラードにカウンターの左がヒット。ホロウェイまたラッシュ。飛び膝。しかしコラードも打ち返す。コラードパンチからシングルレッグへ。耐えたホロウェイはそのままバックについてチョークを狙うが離れた。コラードさすがに動きが落ちている。ガードも下げている。タックルに。またシングルレッグ。テイクダウンしたがホロウェイ三角狙い。防いだコラードだが今度は下からヒジ。ホーン。
2Rもホロウェイ。
3R。パンチからタックルも交えて攻めるコラードだがテイクダウンが奪えない。完全にガードが上がらなくなっているコラードだがそれでも出て行く。がぶりから肩口の当たりに膝を入れたホロウェイ。仰向けになったコラードに肩固めを狙う。バックマウントに移行。マウントに戻るとパウンド・ヒジ。いやがって亀になるコラード。ホロウェイバックマウントからパウンド連打。打たれすぎと見てレフェリー止めた。
緊急出場のコラードも頑張っていたが、地力の差か。前座戦線ながら3連勝で、負けた相手がすべてランカーのホロウェイはそろそろ大きなチャンスが与えられそう。