格闘技徒然草

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★UFN57:第6試合・ルスラン・マゴメドフ vs. ジョシュ・コープランド

ヘビー級。
過去にリコ・ロドリゲスやティム・シルビアに勝っているロシアンファイター・マゴメドフだが、UFCデビュー戦では同じくデビュー戦のヴィクトル・ペスタ相手に1Rダウンを奪われ、2R以降の打撃の手数で勝ったものの内容は低調。相手のコープランドはこれがUFCデビュー戦で、MMA9戦全勝の32歳。判定勝ちが1試合あるだけであとはすべて1R勝利だが、相手のレベルが不明。プロデビューはまだ2年前で、アマチュアデビューも4年前と遅い。バックボーンはBJJだが青帯。
腹ボッテボテ系ファイターのコープランド。普通にライトヘビーまで落とせそう。マゴメドフ、パンチ連打から鋭いハイを打ち込む。打撃で押され気味のコープランド。急に様子見になるマゴメドフ。手が出ない。コープランドが飛び込んでラッシュすると背を向けて距離を取る。コープランドが出てきたところにカウンターのラッシュ。ヒットして尻餅をつくコープランド。すぐ立った。マゴメドフのテンカオとコープランドのパンチが交錯。マゴメドフ左ハイから右バックスピンキック。ホーン。
1Rはマゴメドフ。コープランドはほとんどの試合が1R勝利だったが、相手のレベルが低かっただけの模様。
2R。会場はUSAコール。コープランドの右フックがヒット。また飛び込んで左をヒットさせる。飛び込んでのフック一本槍。しかしフックの打ち終わりにラッシュされる。打撃のヒット数では圧倒的にマゴメドフが上。コープランドは完全に一発狙いか。左ハイをもらって背中を向けたコープランド。頭を抱えてガードしたところにマゴメドフラッシュ。めった打ちになるが打ち返して凌いだ。
2Rもマゴメドフ。
相変わらずフック一発で倒そうとするコープランド。マゴメドフは距離を取りつつミドルやスーパーマンパンチを打ち込む。コープランド、飛び込んでの左がヒットしそのまま組む。押し込むが入れ替えたマゴメドフ。押し込んで膝。足踏み。レフェリー仲裁。もはや打ち合わないマゴメドフ。一発狙いのコープランドを間合いに入れない。ブラジリアンキック。時計を見た。飛び込んできたコープランドをくぐってダブルレッグ。テイクダウンしたところでタイムアップ。
判定29-28、30-27×2でマゴメドフ勝利。1Rでもコープランドに入れるラウンドあったか?