フライ級。
地元テキサス生まれのランキング2位べナビデス。なぜかランキング11位のピケットよりも早い試合順。トップ選手だがDJには1RKO負け。ランキング1位ダドソンが長期欠場中なので挑戦に一番近い位置にはいるが、負け方が悪かったため、まだ再挑戦の機運は盛り上がっていない。今回の相手もランキング13位のオーティズ。
オーティズは25歳でUFC3勝1敗。1敗の相手はタイトル挑戦経験者のジョン・モラガで、スプリット判定負けしたが、メディアスコアは全員オーティズを支持したという微妙な内容での敗戦だった。その試合から現在3連続スプリット判定決着中。
オーティズアグレッシブに出てきた。ミドルを蹴るベナビデス。今度はハイ。さかんにスイッチするベナビデス。前には出るが手が出せないオーティズ。タックルのフェイントからパンチを入れたベナビデス。オーバーハンドの右を振るうが空振り。パンチ入った。押し込んだベナビデスがヒジ。今度はタックル。何度も飛び込んで打撃を打たれていたオーティズ、虚をつかれてテイクダウンを許す。パスしてサイド。しかし時間がなくホーン。
1Rはベナビデス。オーティズは翻弄されている。
2R。いきなりラッシュから前蹴りを打ち込むベナビデス。キャッチされるが引き剥がして今度はパンチから左ハイ。左ハイがヒット。オーティズケージ際まで後退。ちょっとパンチをもらいバランスを崩したベナビデス。オーティズタックルに。いいタイミングで入ったが堪えたベナビデス。引き剥がす。ローをキャッチしてテイクダウンしたオーティズ。慌ててバックに回るが前に落とされた。離れる。オーティズ出て行く。しかしベナビデスのミドルやパンチを貰う。タックル。これは切ったオーティズ。パンチを打ち込む。残り時間わずかでタックルに入るが切られてバックを取られる。ホーン。
2Rもベナビデスだがオーティズ健闘している。
3R。出てきたベナビデス。オーティズタックル。がぶった。スタンドでバックを取る。オーティズヒジを入れて離れた。打撃を打ち込まれ、またタックルに入ったオーティズだがまたがぶられる。立ったオーティズ。ベナビデスはフェイントからタックルでバックに回る。しかし正対したオーティズ。組むと今度はオーティズがスタンドでバック。グラウンドに引きこもうとするがベナビデス反転。立った。オーティズタックル。切られた。バックを狙ってきたがこれは読んだオーティズ。スタンドへ。パンチで出るオーティズ。両者ラッシュ。タイムアップ。
最後まで動き続けても動きが落ちない両者。オーティズも健闘していたが、ベナビデスがやはり全局面で上だった。
三者フルマークでベナビデス勝利。
