格闘技徒然草

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★UFC186:メインイベント・デメトリアス・ジョンソン vs. 堀口恭司

UFC世界フライ級タイトルマッチ5分5R。
勝てば現王者で単独3位となる6度目の防衛戦のDJ。堀口は挑戦権が回ってきたのは他の挑戦候補者の怪我や計量失敗などのめぐり合わせも込みであることは否定できないが、まだ穴を見せないうちに王者との対戦が組まれたという点ではプラス。
両者入場。堀口は落ち着いた表情。
身長はほぼ同じくらい。
スイッチするDJ。ミドルを入れた堀口。DJもミドルをはなつが空振り。スイッチを繰り返したDJ。パンチを一発入れる。堀口のパンチは空振り。ローを入れたDJ。堀口のパンチがヒットする。DJのタックルを切った堀口。前後にステップする堀口。ミドルをキャッチしたDJ。タックルに。ケージを背にする堀口。投げを狙ったが凌いだ。脱出し離れる。距離を詰めてきたDJ。ハイキックからパンチ連打。ガードした堀口だがタックルで両足を救ったDJ。尻もち。たとうとする堀口を座らせたままにして細かいパンチ・肩パンチを入れるDJ。堀口をまたいでマウントを狙ったDJだがその瞬間に立って脱出。離れた。ローがヒット。パンチを打ち込んだ堀口にタックルに入るDJだが切った。ホーン。
互角の展開。尻もちをつかせた分だけDJか。パンチもヒットしている場面があるし、十分戦えている。タックルにもほぼ反応。
2R。堀口のミドルをかわしたところに飛び膝。ヒットせず。堀口出てパンチをヒットさせる。DJカウンターのタックル。受け止めた。入れ替えたDJの足をかけてテイクダウン!しかしDJ背を向けて立つ。堀口後ろからパンチを入れた。離れる。プレッシャーをかけてきたDJ。ケージに詰まってタックルをもらう堀口。また尻もちの態勢。たとうとするところで足をすくって立たせない。DJボディに膝。その瞬間に立った。しかし距離をとらせないDJ。ハイキックからまたタックル。また尻もち。寝かそうとするDJとたとうとする堀口。立った。しかし距離を詰めるDJ。堀口パンチを入れるがそれをくぐってタックル。また尻もち。座った態勢の堀口に乗ろうとするが立った。しかしすぐまた詰める。またタックル。尻もち。DJボディに膝。たった所にDJがパンチ。離れた瞬間を狙ってくるDJ。バックを取ったがホーン。
2RDJ。堀口、今のところダメージはそれほどないが、スタミナがどれだけ削られているか。DJの方もかなりの運動量。次のラウンドは取り返さないとKOするしかなくなり苦しくなる。
3R。ミドルの蹴り合い。タックルは切った堀口。パンチから組み付いたDJ。低いタックルに。これは受け止めた堀口だが、またタックル。バックを取られる。初めて寝かされたが立った。離れようとするところを追いかけてきてパンチを撃ってくるDJ。堀口もそこにパンチを合わせようとする。全く動きが落ちないDJ。タックル。切った。が、パンチで出たところにカウンターをもらい倒される。背中を付けた堀口。パスを狙う。堀口はニーシールド。しかしパスされた。サイド。残り90秒。固めるDJ。クルスフィックスから殴るが時間がない。ホーン。
3RDJ。堀口大きなダメージはないだろうが、精神的に削られていると厳しい。
4R。DJタックル。受け止めたが離れ際にパンチを一発入れた。堀口出てパンチを打ち込むが、そうするとタックルに入られてしまう。バックを取られて殴られるが正対した。離れる。またタックル。何発入るのか。今度はケージを使ってこらえた堀口。投げを狙ったがスッポ抜けてバックを取られる。しかし寝かされずに立った。入れ替えて離れた。ローで足を払われた堀口。ステップがなくなった。動きが落ちている。DJのタックルは止めたが押し込んでくる。離れた。パンチをもらって鼻血が出ている堀口。スピードがなくなり前に出てもバックステップで距離を取られてしまう。押し込んでいいところを取った堀口だが倒せない。DJのハイキックをキャッチ。テイクダウンを狙ったが倒せず。ホーン。
4RもDJ。
5R。DJカウンターのタックルでテイクダウン成功。パスを狙うDJに横三角を狙ったが抜かれてサイドを取られる。浮かせてうつ伏せになった堀口。たとうとするが背中に回るDJ。正対して脱出したがすぐ追いかけてくる。パンチを入れるがまたタックル。倒された。ハーフからアームバーを狙ったが外した堀口。亀になるとチョークに入ったDJだが立って外した。しかしまたタックルで倒される。立ったが足を取られて寝かされるとパスされる。ケージ際でチョークを狙ったが凌いだ。が、またタックルで倒される。残り30秒。サイドからパウンド連打もらう。時間がないと見てマウント→腕十字に入るDJ!残り1秒で堀口タップ!
DJの強さがこの上なく出た。1Rは互角に近いと思ったが、だんだん地力の差が出てきた。5Rで14回のテイクダウン。タックルの攻防で削られてしまった。 堀口の敗戦は悔しいが、それ以上にDJがここまで強い選手だとわかって嬉しい気持ちがある。防衛回数は伊達じゃない。それだけに、乗り越えることに価値がある。