格闘技徒然草

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★UFN67:第5試合・ジュジー・フォルミーガ vs. ウィルソン・ヘイス

フライ級5分3R。ランキング4位フォルミーガ vs. 12位ヘイス。地元ブラジル対決。
UFC3勝2敗で負けた相手は1位ダドソンと2位ベナビデスのフォルミーガ。しかし勝った相手も下位ランカーのみで、ランキングの割にはタイトル挑戦の話が聞こえてこない。ノヴァの黒帯で、戦績では一本勝ちが多いが、UFCでは漬けての判定勝ちが増えている。
同じくBJJ黒帯のヘイス。こちらも極めるか漬けるかのファイティングスタイル。UFCフライ級では2戦全勝。
メイン&セミを除くと唯一のランカー対決なのに、プレリムでしかも第5試合という扱い。
第2試合に続き、ブラジル人同士の試合に出てくる女子レフェリー。
バランスを崩して倒れたヘイス。シットガードで凌ぐと隙を見てスタンドに戻す。お互い牽制が多い。スタンドで踏み込めない両者。あっという間に残り1分。パンチで距離がつまり組み止めたヘイスだが離れるフォルミーガ。また四つに。離れる。また四つ。押しこむヘイス。シングルレッグでテイクダウンを狙うが時間がない。ホーン。
互角のラウンド。パンチのヒット数は微差でフォルミーガ。テイクダウンを仕掛けたヘイスだが、すべて切られているので印象が悪い。柔術家同士が打撃戦をやっちゃうパターンの試合か。
2R。フェイントを見せていたヘイスにフォルミーガのカウンターがヒットして仰向けにダウン!フォルミーガパウンド連打。ヘイス凌ぐとようやく寝技の展開に。バックマウントを狙ったフォルミーガだが落とされ下になる。パスを狙うヘイスだがフックガードで防いでいるフォルミーガ。ヘイスがパスしようとしたところで立つフォルミーガ。またスタンド。ヘイスパンチのフェイントでタックルに。投げた。すぐ立ったフォルミーガ。バックを取られているが反転して正対する。残り1分。支釣込足でテイクダウンしたフォルミーガ。ヘイス下から足をたぐってカーフスライサーからバックを狙うがフォルミーガ立った。ホーン。
2Rは間違いなくフォルミーガ。
3R。ヘイスさかんにパンチorタックルのフェイント。時間を使っている場合ではないはずだが、なかなか出て行かない。タックルに。ケージに押し込みつつ膝・パンチ。脱出したフォルミーガ。フォルミーガは全く手を出さなくなったが、ポイントで勝っていて勝ち逃げというつもりか。1Rは大差ではなかったが。そんなこんなで見合いが続く。会場からはブーイング。フォルミーガ組んでダブルアンダーフック。テイクダウン狙いで倒せず時間がすぎる。残り45秒でブレイク。しかしブレイク後も攻めないヘイス。フォルミーガ四つから投げてテイクダウン。すぐマウント!四の字バックでパンチ連打していたところでホーン。
判定三者29-28でフォルミーガ勝利。3Rはヘイスに入ったのか?最後の攻めだけでフォルミーガに入れて、1Rヘイスというのもある内容だったが。