格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC190:オッズ/予想と展望

ロンダ・ラウジー 1.07
ベチ・コヘイア 11.00

マウリシオ・"ショーグン"・フア 1.54
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ 2.45

グライコ・フランサ 1.65
フェルナンド・ブルーノ 2.15

ジレノ・ロペス 1.29
ヘジナウド・ヴィエラ 3.5

ステファン・シュトルーフ 1.53
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ 2.50

アントニオ・シウバ 2.55
ソア・パラレイ 1.51

クラウジア・ガデーリャ 1.38
ジェシカ・アギラー 2.85

デミアン・マイア 1.80
ニール・マグニ― 1.87

ハファエル・フェイジャォン 2.15
パトリック・カミンズ 1.65

ワーレイ・アウベス 1.43
ノーディン・テレブ 2.70

ユーリ・アルカンタラ 1.27
レアンドロ・イッサ 3.55

ヴィトー・ミランダ 2.50
クリント・ヘスター 1.53

ウゴ・ヴィアナ 1.20
ギド・カネッティ 4.35

2012年の日本大会以来となる、メインカード7試合のナンバーシリーズ。本来のカードにTUFブラジル4決勝のカードが2試合加わったため。
メインは女子バンタム級タイトルマッチ。初の敵地ブラジルでの防衛戦で、MMAでは北米以外で試合をするのも初めてとなるロンダだが、オッズは過去最高の支持率に。
過去のオッズ:

ロンダ・ラウジー 1.11
キャット・ジンガーノ 7.25

ロンダ・ラウジー 1.06
アレクシス・デイヴィス 9.50

ロンダ・ラウジー 1.23
サラ・マクマン 4.50

ロンダ・ラウジー 1.13
ミーシャ・テイト 6.50

ロンダ・ラウジー 1.08
リズ・カモーシェ 8.75

ロンダの強さへの信頼とコヘイアへの期待感のなさの両方か。ロンダはここ2戦は16秒・14秒での勝利。圧倒的な強さを見せている。対するコヘイアはランキング7位。MMA9戦・UFC3戦で全勝だが、ストライカーではあるものの、KO勝利は2試合しかなく、他はすべて判定。たしかに最近打撃が向上し、前回はシェイナ・ベイズラーから初のKOを奪っているものの、その前にテイクダウンを取られてもいる。相手がロンダならその時点で終わっていたかもしれない。敵地ということも関係なく、ロンダが短時間で極めて勝つ画しか浮かんでこない。
他のメインカードにはレジェンド級のブラジル人ファイターの名前がずらり。しかし、メインカードに出るノゲイラ兄弟・ショーグン・ペザォンの最近5戦の戦績は全員負け越しで、合計すると6勝13敗1NC。7KO・3一本負けと内容も悪い。
TUFブラジル4コーチ対決で直接対戦するホジェリオとショーグンはいいとして、ヘビー級の2人は格下のはずの相手にアンダードッグ。特にペザォンがパラレイ相手にアンダードッグとは。あの前座メガトン枠のパラレイに...。しかし、ペザォンの最近2戦、アルロフスキー戦とミア戦の1RKO負けを見る限り、その前のハント戦での激闘で壊れてしまっているんじゃないかという印象は否めない。いくら技術的に上回っても、パラレイの一発をもらってひっくり返されそう。ペザォンはファイトスタイル自体を変えていかないと、今回だけでなく今後も厳しいだろう。
もう1試合のメインカードは女子ストロー級次期挑戦者決定戦・クライディア・ガデーリャ vs. ジェシカ・アギラー。WSOF女子ストロー級王者で藤井惠引退試合の相手もつとめたアギラーは、WSOFを円満放出されてこれがUFCデビュー戦。Sherdogのランキングでは王者JJに次ぐ2位になっている。他団体から鳴り物入りUFCに来ても、初戦で力を出し切れずに敗れるというジンクスは女子にも影響するかどうか。今回は敵地ブラジルという逆風もあるが。オッズもそれを見越してかだいぶアンダードッグ。
第1試合開始は8月2日朝8時。今回は所要のためリアルタイムでは視聴できません。メイン数試合のみ速報するかも。