UFC世界バンタム級タイトルマッチ。
昨年5月にディラショーがタイトルを獲得して以来、お互い負傷欠場があり、1試合ずつしかしていない。特にディラショーはランク外のソトとの防衛戦のみ。上位ランカーのアスンサオ・クルーズ・マイケルマクドがいずれも負傷欠場中で、結局バラォンの再挑戦が優先された。できれば目新しい組み合わせが見たかったが。
パンチ・右ハイを打撃を打ち込んでいくバラォン。TJは初戦と同じくステップ。距離を詰めたバラォンにアッパー。バラォンタックルを狙ったが切られる。TJが打撃で出る。ジャブがヒット。さらに膝。バラォンタックルに来たがTJ切って打撃を入れる。TJ押し込んで膝。バラォンも膝を返す。TJパンチを打ち込むがバラォンに足を払われる。しかしすぐ立ってまたパンチで出る。バラォン出て行くがパンチがヒットしない。TJのパンチが入りぐらついたバラォン。TJ左ハイ!バラォンワンツーがヒットしたがTJは打ってこいと挑発。ホーン。
1RはTJ。
2R。バラォン打撃を打ち込むがヒットしない。TJのパンチを貰う。組んできたがTJ首相撲から膝。そこからタックルに。ケージで堪えるバラォン。TJ離れ際に肘。TJの左がヒット。距離を詰めてパンチ連打がヒット。バラォンタックル。テイクダウンしたが瞬時に立って入れ替えた。離れた。TJのパンチをもらい続けるバラォン。それでも出る。ローを蹴るバラォン。TJ左ハイ。ジャブ。左ボディ。TJタックル。受け止めたバラォン。押し込んで殴るTJ。ホーン。
2RもTJ。バラォン動きが落ちてきた。このままだと勝機はない。3Rに勝負をかけないと厳しい。
3R。TJのステップに翻弄されるバラォン。バラォン大振りのパンチが空振り。バラォンタックル。簡単に切られると亀で止まる。TJバックを狙ったが離れた。バラォン失速度合いが増してきた。TJが押し込み。TJも疲れたかもしれない。押し込んでパンチを入れるとタックルに。切ったバラォン。バラォンギロチンを狙うと振りほどいて離れたTJ。バラォンの右ハイは空振り。TJがパンチをまとめてきた。首相撲から膝。ホーン。
3RもTJ。
4R。TJの左が入ってバラォンぐらついた。TJラッシュ!サンドバック!ハーブ・ディーンは様子を見ている。さらにラッシュ。ようやく止めた。
TJ圧勝で完全決着。バラォンには連勝でP4Pトップ3に入っていた時の強さが全く感じられなかった。バンタム級での限界すら感じさせられる完敗。