格闘技徒然草

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★UFN82:第6試合・ジョシュ・バークマン vs. KJ・ヌーン

ライト級。
バークマンはWSOFでジョン・フィッチにも勝ち、ウェルター級王座決定戦に出場したがスティーブ・カールに敗戦。その後UFCと契約したが、現在3連敗中。初戦のロンバード戦がロンバードのステロイド使用でノーコンテストになったためまだ生き延びている。今回が初のライト級戦。
EliteXC73kg王者のヌーンだが、UFCでは2勝2敗1NCと微妙な戦績。ボクシング主体のファイトスタイルだが、前回は直前出場のアレックス・カウボーイ・セラーニにチョークで一本負けした。
いつものとおりボクシングをやるヌーンに対し、ローを蹴っていくバークマン。間合いに入らせない。バークマンが距離を取ってローを蹴るだけの展開に観客から大ブーイング。半分過ぎても一発の打撃もヒットさせられないヌーン。バークマンはローから前に出てパンチを打ち込むが、ヌーン離れてかわす。ジャブで距離を測るヌーンだがバークマンが手で止めるだけ。バークマンはタックルのフェイントなど色々仕掛けてるが、間合いには入らない。左ハイがヒット。残り20秒になり、ようやく自分のパンチが届く距離に入ったヌーン。パンチを打ち込む。ホーン。
1Rはバークマン。ヌーンは26発の打撃を放ったが、ヒットしたのはわずかに3発のみ。
2R。ヌーン間合いを詰めた。しかしバークマンのパンチをもらうとまた距離をキープ。バークマンシングルレッグ。ケージでこらえるヌーン。ダブルレッグで抱え上げてテイクダウン。すぐに立って離れたヌーン。まだ遠い間合いのまま。バークマンが出てくると自分から離れてしまう。1Rに比べればパンチで飛び込む場面が増えたが、それでも大半の時間はバークマンの距離で蹴りをもらう展開。プレッシャーをかけてきたヌーン。ケージに詰まってバークマンがパンチで出てきた。パンチの打ち合いではヌーンのパンチがヒットし優勢。しかしバークマンはすぐにまた距離を取る。ヌーン距離を詰めていくがバークマンが自分の距離をキープ。ヌーンのバックブローをかわす。ホーン。
2Rもバークマン。
3R。バークマンすぐタックル。ケージで耐えるヌーン。離れた。ようやくパンチで前に出ていくヌーンだが、判定なら勝てるバークマンは付き合う必要なし。打ち合わず距離を取っていく。ヌーンのパンチがヒットするも単発。組みついて時間をつぶすバークマン。ヌーン出て行くが疲れも見える。バークマンまた時間消化のタックル。ケージで耐えるヌーン。離れた。バークマン左ハイヒット。そしてまたタックル。残り30秒で持ち上げてテイクダウン。ハーフからパウンド。タイムアップ。
三者フルマークでバークマン勝利。ヌーンがあまりにも無策だった。バークマンはリリース前後をはさんでUFC6戦連続で勝ちがなかったが、2007年以来9年ぶりに勝利して生き残った。