ウェルター級。
40歳のベテラン・パイル様。現在、ジョーダン・メインとコビー・コビントンに連敗中。ここで負けたらリリースは確実。スペンサーとは前回対戦予定だったが、スペンサーの負傷欠場で実現しなかった。
ボクシングのキャリアのあるスペンサーはUFC3勝3敗。テイクダウンディフェンスにやや難がある。
ボクシングで出てくるスペンサー。下がりながら蹴りを入れるパイル。スペンサーが積極的に攻める。右がヒットしパイルダウン。下のパイルが腕十字を狙ったところで離れたスペンサー。パイル立ってスタンドに。ジャブを打ち込んでいくスペンサー。パイルタックル。切られてパンチを打ち返むがスピードがなくスペンサーに見切られている。ホーン。
1Rスペンサー。パンチで簡単にダウンしたパイル。打たれ弱さか、反応速度が鈍っているのか、いずれにしても衰えが見える。
2R。またパンチを打ち込んでいくスペンサー。しかしパイルのパンチが入ったのか、スペンサーケージまで後退。パイルがラッシュで攻め込むが、スペンサー打ち返して押し戻した。パイルも手数を出していくがやはり手数ではスペンサー。パイル残り20秒でタックル。一瞬倒したがケージを使って立つスペンサー。ホーン。
手数は五分だが効かせたパンチがあったのでパイルか？しかしだいぶ消耗している。
3R。スペンサーがまた手数を出す。スペンサーの右が入ってふらついたパイル。それを見たスペンサーだが出て行かない。パイルが足をかけて倒すとギロチンに。そのまま後方に投げて上を取ったパイル。スペンサーがケージまで移動して立とうとする。離れ際に膝を入れたパイル。ガス欠気味。スペンサーがパンチで出てくるとバック肘がヒット！ふらついたスペンサー。ケージ際でパイルが膝・肘をまとめて試合を決めに行く。耐えていたスペンサーだが反撃できないのを見てレフェリー止めた。
衰えが顕著なパイルだが、消耗しても最後まで諦めなかったことで逆転勝ち。
