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噂されていたネイト・ディアス vs. コナー・マクレガーの対戦は、初回同様ウェルター級戦で、ノンタイトル戦ながらメインカードで5Rマッチとなることが正式発表された。
また、ジョゼ・アルド vs. フランク・エドガーの対戦が発表され、フェザー級タイトルの暫定王座決定戦として行われる。
他、噂に出ていたカードも含め、計7試合が正式発表。
- ヘビー級:ケイン・ヴェラスケス vs. トラヴィス・ブラウン
- ウェルター級:ジョニー・ヘンドリックス vs. ケルヴィン・ガステラム
- ミドル級:ゲガール・ムサシ vs. デレック・ブランソン
- ライト級:ディエゴ・サンチェス vs. ジョー・ローゾン
- ライト級:五味隆典 vs. ジム・ミラー
五味とミラーはともに連敗中。五味は日本大会でマイルス・ジュリーに初のKO負けを喫した後、ジョー・ローゾンに力の差を見せつけられて完敗。
かつてのトップ選手だったミラーも、まだ32歳ながら、グラウンドで下になることを厭わないファイトスタイルが時代遅れとなってきていてリリースの危機。しかし、五味に比べると力が落ちてきたわけでもない。この試合は敗者リリースマッチか。
メインは理解に苦しむウェルター級での再戦。なぜライト級じゃないのか。それと、UFC首脳部はマクレガーが勝つと思って組んでいるのだと思うが、準備期間ばっちりでウェルター級なら、前回以上にネイトが有利になるだろう。前回の負けはマクレガーの価値を落とすものではなかったが、さすがに連敗したらそうはいかない。まあ、エドガーに負ける方が価値は下がるだろうが。
アルド vs. エドガーはアルドの王者時代の3年前にエドガーが挑み、アルドが判定勝ちして以来の再戦。メインの再戦に賛成できない理由には、フェザー級のタイトル戦線が停滞するというのもあったが、暫定王座決定戦が組まれたことで多少はマシになったか。しかしマクレガーがネイトに勝った場合は統一王座戦が組まれるのかどうか不安だが。