Willie Gates will now meet Ulka Sasaki at UFC Fight Night 87. Sasaki replaces Paddy Holohan, who announced his retirement yesterday
— Jason Floyd (@Jason_Floyd) 2016年4月26日
UFC初のオランダ大会となるUFN87に出場予定だったアイルランドのパトリック・フロハンが血液疾患(第XIII因子欠乏症)により27歳の若さで引退を発表。対戦相手として予定されていたウィル・ゲイツには代役が用意されるとアナウンスされていたが、その代役として佐々木憂流迦が約11ヶ月ぶりに出場することが決定。
最近菊野のリリースが発表されたばかりで、昨年のドイツ大会で完敗を喫して以来、全く音沙汰がなかった佐々木憂流迦も、もしかしたらリリースされているのではと思っていた。1月にはフライ級転向を見越してフライ級リミットでのグラップリングマッチに出場している。ウィル・ゲイツ戦は初のフライ級となる見込み。
かつて同じ年の修斗新人王だった堀口恭司と佐々木憂流迦が同大会に出場することになるが、ランキング5位の堀口に対し、佐々木は負ければ確実にリリースされる。ウィル・ゲイツはUFC1勝2敗で、負けた相手は現ランキング6位のモラガ、9位のオーティス。唯一の勝利のダレル・モンタギューには1R1分36秒でKO勝利しているが、モンタギューは堀口相手には判定まで持ち込んでいる。勝った試合では現在まで8試合連続1R勝利を継続中。
ゲイツがアメリカ人なので佐々木もアウェイではないが、初のフライ級戦で準備期間が10日ちょっととかなり短いのが不安要素(準備期間がないためバンタム級あるいはキャッチウェイトでの対戦という可能性もなくはないが)。戦績的に負けてもリリースされないという契約は結べないと思うし、リリースがかかる試合でこれだけ不利な条件がそろってでも試合をしなければいけないほど追い込まれているということか。
※正式発表
Japan's @wk_ulka steps in to face @WhOopassWilliE at #UFCRotterdam next weekend! pic.twitter.com/Pt7vpLOWAC
— UFC Europe (@UFCEurope) 2016年4月26日