格闘技徒然草

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★UFC214:第2試合・エリック・シェルトン vs. ジャレッド・ブルックス

フライ級。
ストロー級世界1位ジャレッド・ブルックスUFCデビュー戦。当然UFCにはストロー級がないため階級を上げフライ級での出場となるが、もともと日本以外ではフライやバンタムで試合をしていた。MMA無敗でストロー級でも打撃の重さで観客が湧くほどのパンチの威力がある。
TUF24に出場したシェルトンは、TUFでは優勝したエリオットに準決勝破れ、UFCデビュー戦では同じくTUFベスト4のパントージャと対戦し判定負けした。
打撃で出ていくブルックス。ミドルを捕まれパンチを打ち込まれたがすぐ立った。ステップを踏みながら飛び込むフェイントを見せるブルックス。ローにまたパンチを合わせるシェルトン。ブルックスタックルへ。両足を畳んで尻餅をつかせる。シェルトンは肘を入れる。ケージで立ったシェルトン。ブルックスまたタックルで尻餅までつかせるとがぶりに。しかし立ったシェルトン。ブルックスまたタックル。バックを狙う。またがぶりに。残り30秒。膝をついているシェルトンの肩口に膝を入れるとギロチン。そのまま後方回転してマウントで絞めるが入っていないか。ホーン。
1Rブルックス
2R。ステップするブルックスだがシェルトンがプレッシャーをかけてきた。パンチの打ち合い。両者ともタイミングは合ってる。ブルックスちょっと出られない。フェイントは見せているが。パンチのフェイントからタックルに入るが反応して切ったシェルトン。間合いを詰めていくシェルトン。ブルックスはケージ際をサークリング。しかしシェルトンも手数は多くない。飛び込んでアッパーを入れたブルックス。見合いが多い展開で残り80秒。シェルトンがタックル。尻餅までついたブルックスだが首を抱えてギロチンに。後方に投げて上を狙ったが立たれた。残り10秒でブルックスタックル。きれいに倒したが時間がなくホーン。
2Rは僅差だがブルックス
3R。またプレッシャーをかけるシェルトン。ブルックスはケージ際をサークリング。タックルにカウンターのアッパーがドンピシャで入りぐらついたブルックス。しかし凌いだ。サークリングしながら手を出していくブルックスだが、手数だけではあのアッパーのインパクトを覆せない。会場はブーイングが多くなる。シェルトンのタックルは切る。しかしブルックスのタックルも切られた。シェルトン残りわずかで飛び膝。掴んでテイクダウンしたブルックスだがシェルトンギロチン。タイムアップ。
29-28ブルックス、29-28シェルトン、29-28ブルックス。スプリットでブルックス勝利。
結果的には2Rの差で勝てたが逆になっていてもおかしくなかった。3Rは逆にプレッシャーをかけていくくらいじゃないと。1Rはタックルが決まっていたが、2R以降スタンドでプレッシャーをかけられ苦戦した。
試合後のインタビューでもブルックスは反省しきり。ブルックスほどの選手でも、いつも通りのメンタルで戦うのは難しかったか。