格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN118:セミファイナル・カロリーナ・コバケビッチ vs. ジョディ・エスキベル

女子ストロー級
ランキング3位の地元のコバケビッチ。アメリカ・ブラジルに続く、3ヶ国目の同国人同士によるタイトルマッチでヨアンナのタイトルに挑戦したが完敗。次戦ではクラウディア・ガデーリャにプロ初の一本負けで連敗を喫した。地元で連敗を止めたい。
相手はUFC初参戦のエスキベル。2016年のTUF23に参戦したが一回戦負け。Invictaに戻るとアレクサ・グラッソに判定負けするなど1勝1敗。MMA5勝2敗。UFC契約はちょっと時期尚早の成績。増していきなりランキング3位の選手とセミ扱いというのは、咬ませ犬と見られてもしょうがない。プロMMAデビューする前はプロボクサーとして活動していて、通算7勝7敗。
コール時、いつも通り微笑みを讃えた待ち合わせポーズのコバケビッチ。身長で上回るコバケビッチ。パンチを打ち込んでいく。エスキベルはフットワークを使いながらパンチを打ち込んでいくが、間合いが遠い。パンチ・ミドルで出るコバケビッチ。打撃だとやはりコバケビッチか。エスキベルのローをたびたびキャッチしている。ホーン。
1Rはヒット数でコバケビッチ。大きいヒットはないが、エスキベルは今のところ攻め手がない。
2R。パンチで出ていくコバケビッチ。首相撲から膝。エスキベルも飛び込んでパンチを出すが首相撲に捕まる。首相撲からの膝連打が入り効いたエスキベル。なんとか振りほどいた。パンチで下がったエスキベルを追いかけて殴る。組みついて押し込むエスキベルだがコバケビッチは首相撲から膝・肘。エスキベル離れた。フットワークを使いサークリングするが、飛び込んだ所にまたパンチをもらう。残り30秒でパンチから組みついたコバケビッチがテイクダウン。バックマウントから腕十字。伸ばされないように防いでいるエスキベル。ホーン。
2Rコバケビッチ。
3R。下がり続けるエスキベルを追いかけてパンチを打ち込んでいくコバケビッチ。エスキベルのタックルを切る。また膝。ボディにテンカオ。エスキベル下がって距離を取るがすぐ詰めていくコバケビッチ。また首相撲から膝。振りほどいて離れるエスキベルだが、コバケビッチが髪を掴んでしまい注意される。エスキベルのパンチも単発だがヒットしているが、コバケビッチが引かずに打ち続けていくので厳しい。タイムアップ。
判定30-27でコバケビッチ勝利。できればフィニッシュして欲しかったところ。
連敗を止めたコバケビッチ、試合後のインタビューで涙。