格闘技徒然草

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★UFN119:第2試合・デイヴィソン・フィゲイレード vs. ジャレッド・ブルックス

フライ級。
ともにローカル全勝でUFCと契約し、前戦のUFCデビュー戦で勝利した者同士。フィゲイレードはUFC3勝1敗のマルコ・ベルトランから2Rにダウンを奪い、そのままTKO勝ち。
一方のブルックスは、日本ではUFCにないストロー級修斗世界1位の猿丸ジュンジにKO勝ち。パンクラスでも潤鎮魂歌を豪快にKOして、そのままストロー級での活躍を期待されていたが、UFCとの契約が決定。が、初戦はUFC0勝1敗のエリック・シェルトンにまさかの苦戦。スプリットでギリギリ判定勝ち。
ブルックスタックル。しかし受け止めたフィゲイレードがボディに膝。ケージに押し込む。膝の打ち合い。入れ替えたブルックスがタックル。リフトして叩きつけてテイクダウン。フィゲイレードのクローズドガード。ブルックスはインサイドからパウンドを入れていく。フィゲイレードは仕掛けるでもなく立つでもない。クローズドガードを解除するとパスを狙うブルックスだが、フィゲイレード立った。ギロチンに抱えるブルックスだが、フィゲイレードは反り投げで投げる。ブルックスすぐ立ちスタンドに。ブルックスまたタックル。いいタイミングで入り。担ぎ上げてまたテイクダウン。パウンドで削る。下でまたホールドして耐えるだけになるフィゲイレード。ホーン。
1Rブルックス
2R。膝のフェイントを見せながら間合いを詰めていくフィゲイレード。パンチを打ち込んだブルックス、フィゲイレードが打ち化イエスタイミングでタックル。バックに回ろうとするが、フィゲイレード受け止めて押し込み。離れた。フィゲイレードのパンチがヒット。スタンドでプレスしていく。右を打ち込んだ。ブルックスまたタックル。切れなかったフィゲイレードはギロチン。テイクダウンしたブルックスだがそのままガードで絞める。首を抜いたブルックス。しかしフィゲイレード両足ではねのけて立った。アッパーを狙いながら出て行くフィゲイレード。ブルックスまたタックル。また倒したがまたギロチン。けっこう深い。しかし外した。インサイドからパウンド。フィゲイレード、また下で動きがなく防戦一方。足で距離を作り立とうとしたが、ブルックスすかさずバックに。が、ブルックスに反則があった?レフェリーがブレイクをかけてスタンドで再開。ケージに押し込んだフィゲイレードが投げてテイクダウンしたところでホーン。
レフェリーのブレイクはブルックスがフィゲイレードのトランクスを掴んでいたため。このラウンドは微妙。ややブルックスか。
3R。テイクダウンしたブルックス。フィゲイレード立とうとするが、組みに来たブルックスにギロチンで引き込む。また全力絞めているが抜けた。ブルックスまたタックル。またリフトしてテイクダウン。パスを狙うがフィゲイレードバックを取らせて立ち引き剥がした。パンチを打ち込んでいくフィゲイレードだが、膝に手をついて疲れている様も見せる。しかしブルックス出ない。完全に逃げ切り態勢。全く出る様子なし。フィゲイレードアッパーを打ち込む。残り10秒でブルックスまたタックル。テイクダウンするがフィゲイレードギロチン。ブルックスが首を抜いたところでタイムアップ。
3Rはフィゲイレード。2R次第だが…。
30-27ブルックス、29-28フィゲイレード、29-28フィゲイレード。スプリットでフィゲイレードの勝利。
ブルックス初黒星。2Rはテイクダウンしてもその後がなかった。3Rはフィゲイレードもかなり消耗していたのに、逃げ切りを狙って一切攻めなかったのが裏目に出た。テイクダウンはかなり取れていたが、スタンドでもっと攻められないと今後も厳しい。
フィゲイレードはタックルを取られすぎたのと、下で固まる時間が多かったのが懸念のポイント。ギロチンは苦し紛れに見えたが、意外と深く入っていることが多かったのが勝ちにつながったか。