格闘技徒然草

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★UFN119:第4試合・ハクラン・ディアス vs. ジャレッド・ゴードン

ライト級。二人とも前戦はフェザー級戦で体重オーバーしており、今回階級を上げている。
UFC7戦で3勝4敗のディアス。地味系グラップラーでここまですべて判定。ランカー相手に勝てず、UFC参戦前のライトに階級を戻す。しかし戦績的にもスタイル的にもここで負けたらリリースの危機。
ゴードンは前回6月の試合がUFCデビュー戦。同じデビュー戦の相手に2RパウンドからKO勝ちした。ボクシング・柔術がバックボーン。
飛び込んでアッパーを打ち込んだディアス。ゴードンバランスを崩したが距離を取り立て直す。ディアスのローをキャッチしてパンチを打ち込み押し倒したゴードン。ディアス下からダブルアンダーフックでホールドして立つ。スタンドに。パンチの打ち合い。互角だがゴードンが距離を詰めていく。ディアスアッパー。タックルに入ったが切られた。プレスしていくゴードン。間合いに入るとパンチを入れていくディアス。右目付近をカットするゴードン。ホーン。
1Rは手数はほぼ五分。どちらに入ってもおかしくない。
2R。ゴードンがどんどんプレスしていく。タックルに入ったがここは受け止めたディアス。離れた。四つになるとディアス大内テイクダウン。すぐ立ったゴードン。離れるとワンツーを打ち込む。ディアスパンチを打ち込まれちょっとふらついたが四つに組みつく。離れてパンチを打ち込むディアス。両者疲れが見えるが手を出し続けている。ケージに詰めたゴードンがボディブローから頭を下げたディアスに膝。休まず攻め続けると、組んでテイクダウン。ハーフからパウンド。ディアス防戦一方に。鉄槌連打。ちょっと打たれ過ぎのディアス。ゴードン休まずパウンド。ハーフからパウンド。ディアス腕十字を狙ったが外されマウントを許す。ゴードンパウンドを打ち込むが時間がない。ホーン。
2R10-8ゴードン。終盤、レフェリーに止めろとアピールしていたゴードンだが、止めるにはちょっとパウンドの威力がなかった。
3R。ガスアウト気味のディアスに休まずパンチを打ち込むゴードン。タックル。これはなんとか受け止めたディアスだがゴードンはケージに押し込みパンチを入れていく。離れたゴードンはパンチ・前蹴りからまたタックル。受け止めて押し込み。テイクダウンを狙っていくがディアスこらえている。ゴードンも攻め続けているためかパンチの威力が落ちている。ゴードンがタックルからテイクダウン。ディアススクランブルで上を取りかけたが、結局また下に。ゴードンがハーフからパウンド。ディアス、もはや凌ぐだけ。ハーフで抜けた足でディアスの腕を固定して半クルスフィックスにして殴るゴードン。レフェリー一瞬止める素振りを見せたが、その瞬間にディアスが動いて結局止めずに続行。残りわずかでまた下から腕十字を取ったディアスだがゴードンがクラッチを離さずタイムアップ。
29-26、29-27、30-26の3-0でゴードン勝利。