格闘技徒然草

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★UFN119:第9試合・フランシスコ・トリナウド vs. ジム・ミラー

ライト級。
UFCデビューが34歳と遅かったトリナウド。もう39歳。中堅クラスで7連勝したが、うちフィニッシュが2回という手堅い戦い方のためなかなかチャンスが与えられず。ようやくランキング入りしたが、今年3月に当時まだノーランカーのケビン・リーと対戦すると、テイクダウン→マウント→パウンド→チョークの必殺フルコースでタップアウト負けして連勝がストップ。ランキングも下がっていき、またノーランカーに。
UFCでの試合数が現ライト級最多の28試合目となるミラー。関節技を仕掛けた回数もUFC史上最多(39回)で、2位のジョー・ローゾン(29回)を大きく引き離しているアグレッシブファイターだが、このところはランク外の相手に勝ち、ランカーに負ける試合が続いている。今回はランク外だがほぼランカーの実力を持つトリナウドが相手。
プレスしてパンチを打ち込むトリナウド。左がヒットしたがミラーも打ち返しヒット。強い左を打ち込んでいく。鳥なウドのローをキャッチしてパンチを打ち込みテイクダウンしたミラー。足関を狙うがトリナウドが上になる。トリナウド自ら立ちスクートになると立たせた。スタンド。左フックを入れたトリナウドだが、ミラータイミングよくタックルに入りテイクダウン成功。トリナウドのガード。インサイドから細かいパウンドを入れるミラー。トリナウド、下から固めるだけ。残り20秒でブレイクがかかる。トリナウド飛び膝。受け止めたミラーがボディに膝。ホーン。
1Rミラー。
2R。ミラー左を打ち込む。トリナウドはテンカオを入れていく。前蹴りを顔面に入れた。ワンツーもヒット。ミラー飛び込んでパンチを入れるがトリナウドが強打を打ち込んでいく。左がヒット。後退していくミラー。ミラーの左とトリナウドのローが相打ち。組みに来たミラーを肘で引き剥がすトリナウド。ミラータックル。倒されかけたトリナウド、ギリギリ凌いだところでミラーががぶるとギロチンで引き込んだ。しかし首を抜かれる。今度はミラーのガード。残り1分。トリナウドハーフからパウンド。肘。ミラー口が開いて苦しそう。ホーン。
2Rトリナウド。
3R。前に出たミラーにトリナウドの左がヒット。トリナウドの飛び膝にタックルを合わせたミラーだが切られてがぶられた。立って離れたミラーだが明らかに疲れている。トリナウド左ボディを打ち込む。首相撲から膝。肘で飛び込む。組みついてきたミラーにまた肘。完全にグロッキーなミラー。ミラーがワンツーからローを放ったが、キャッチされて倒された。ガードを取るミラー。トリナウドパウンド。ミラーが下のままタイムアップ。
判定三者29-28でトリナウド勝利。